SNS

facebookで「いいね」が欲しいなら、まずこれを試してみよう

Written by 言祝(kotoho)

「いいね」が気になってしかたがない

読んでいるなら「いいね」を押せよ

言わずと知られたFacebook。利用している人もたくさんいることでしょう。

私の職場はFacebook利用率が大変高く、多くの人が筆者の投稿を読み、また筆者は多くの投稿を読んでいます。

そしてFacebookといえば「いいね」ボタンです。筆者は知人の投稿には必ず「いいね」を押していました。

筆者にとっては「いいね」することは、あなたの投稿、確かに読みましたよ、という意味が込められています。

LINEでいうところの「既読」と同じ機能だと考えていました。だから内容はともかく、読んだら「いいね」ボタンを押していました。そういうものだと思っていたのです。ところが最近、筆者の考えが間違っていることに気が付きました。

同僚が会社を辞めたことをFacebookに投稿しました。

詳しくは書けませんが、どうも社内で上司ともめ、こんな会社にはいられない、と判断したらしいのです。

はっきりいってほめられる辞め方ではなかったのでした。

彼としてはあまりにも突発的に退職してしまったため、ほとんどの同僚に挨拶さえできない状態です。

そのためFacebookに投稿したという事情らしいのですが、当然その投稿を読んだ筆者は「いいね」を押しました。

くりかえしになりますが筆者としては「おまえのメッセージ、確かに読んだぞ」という意味合いです。

だからほかの友人たちも当然「いいね」するだろうと思っていたのです。

ところが一週間経っても、「いいね」しているのは筆者だけでした。不思議に思った筆者はそのことを同僚たちに問いただしました。

筆者「読んだのなら「いいね」した方がいいよ。そのほうがあいつも喜ぶと思うよ」

みんなきょとんとしています。

同僚「お前、あいつが辞めて良かったと思ってるのか?」

もちろん、思っていません。むしろ残念です。

同僚「だったら、なんで「いいね」するんだよ」

こんどは筆者がきょとんとする番です。

同僚「みんな、投稿は読んでる。だけどあいつが辞めたことは残念だから「いいね」していないんだ」

そう言われても筆者はピンときません。

同僚「だったら、例えば誰かが、飼っていたペットが死にましたって投稿したとして、それに「いいね」したらペットが死んで良かったね、って言ってることと同じじゃないか」

そこで筆者は「いいね」は「読んだよ」という意味だと思っていたことを説明しました。すると、

同僚「Facebookはメッセージのやりとりをするものではないから、それは違うと思うぞ」

と言われました。たしかにこの同僚の言うとおりです。

読んだ、読まないではなく、投稿に関してどう感じたかという意味での「いいね」だったのです。

そうなってくるとやっぱり「いいね」が欲しい

つまり、みんなが共感できたり、おもしろいなと思ったりしたときに「いいね」を押すということになります。

文字通り「いいね」だったわけです。納得しました。と同時にそういうことならばやっぱりたくさん「いいね」がもらいたいとも思いました。それから筆者の投稿は「いいね」をもらうことを意識したものとなっていったのです。

もともと筆者のFacebookの投稿は近況の報告というよりも、自分の考えを述べる傾向が強いものでした。

その日に思ったことを書き連ねたり、生きていく上で大切にしていきたいことなどを投稿していたのです。

「いいね」の本当の使い方を知ったあとはこの傾向にますます拍車がかかりました。

ウケをねらうために印象的な言葉を繰り返したり、教訓めいたことを書いたりしていったのでした。

でも思ったほど「いいね」がもらえません。

友人たちが写真付きで「○○に行ってきました」とか「○○を食べました」とか書いて投稿しているもののほうがよっぽど多くの「いいね」をもらっているのです。

これは悔しかった。オレの投稿のほうがよっぽどタメになるじゃないか。

そう思いムキになって投稿していったのです。

それはもう執念といっていいほどの作業でした。もともとコレクター体質が強い筆者は少しでも多くの「いいね」を集めるために、日夜キーボードをたたき続けました。

ところがそんな筆者の思いも空しく、投稿してもいっこうに「いいね」は増えません。

せいぜい二人か三人程度、しかも常連から。ここまでくると筆者も現実を認めざるを得ません。

そうです、筆者の投稿はおもしろくないのです。



スポンサーリンク

ではどうすれば「いいね」がたくさんもらえるのか?

基本は積極的に「いいね」を押す

筆者は「いいね」が欲しいあまり冷静さを失い、間違った方向に進んでいたようです。

たかが「いいね」されど「いいね」

自分の投稿について「いいね」といってもらえれば、それに越したことはありませんし、モチベーションも上がるというもの。

ではどうすれば、より多くの「いいね」が獲得できるかについて具体的に考えていきましょう。

まず、基本から。多くの「いいね」を獲得する一番単純な方法は自分が他者の投稿に対して「いいね」をつけてあげること。

もちろん何でもかんでも「いいね」すればいいというわけではありません。見え透いた行動はすぐに見破られてしまいますからね。

相手の投稿に関して、いいなと思えるのであれば正当に評価するのです。

これには二つの重要な要素が含まれています。

まず、相手のことを全く考えずに自分だけ「いいね」をもらおうとするのは道理に反しています。

これはFacebookに限らず、コミュニケーションの基本です。

笑顔であいさつしてほしければまず自分から笑顔であいさつする、「いいね」もおなじこと。

筆者はあるテキスト投稿サイトにたびたび短編小説をアップしていますが、自分の作品を読んでもらうためには他者のアップした作品を読み、感想を述べるのが必要です。

ギブ・アンド・テイクとはちょっと異なります。

読んでやったんだから、お前も読めよ、では相手は不快に思いますよね。

「あなたの投稿おもしろいね」

「そういうあなたの投稿も素晴らしかったですよ」

こういった形のやりとりが理想です。

そして、もうひとつがFacebookとは、情報の共有ツールであることです。

これは筆者の持論です。

「今日こんなことがあった」

「最近こう思う」

そんな話題をみんなで共有しあうのがFacebookの基本的な使い方なのではないでしょうか。

であれば、自分のことだけ一方的に話しても、共有にはなりませんよね。

だから相手の話もちゃんと聞いてあげる。そして共感できるのであれば「いいね」を押して意思表示をする。

だからまず他者の投稿をきちんと読むことから始めましょう。

そうすれば自分の投稿も読んでもらえると筆者は思うのです。相手の投稿に対して「いいね」を押してあげる。

単純だけど基本の基本。これだけでおどろくほど「いいね」を返してもらえますよ。

ベタだけど近況報告は好まれる。

筆者の苦い経験から言えることは、自分の考えや信条を文字にして投稿するのは一見良いように見えますが実際はあまり好まれないようです。

筆者がやっていた投稿はまさにこれにあたります。

では「オレはこう思う」的投稿はなぜ人気がないのでしょうか?

酒が入ると自分の人生観を語りたがる人がいますよね。

「いいか、このジョッキが会社だとするとお前はここに注がれたビールなんだ」の世界です。

悪いことではありません。でも度が過ぎるとドン引きされてしまいがちです。

こういった話題はみんなで共有するにはあまりにも個人個人の世界観が反映されてしまって、敬遠されがちです。

グチや悪口も避けたいですよね。グチや悪口は大変個人的な話題です。

本人しか共感できないほど狭い世界ですから、みんなの共感を得ることはおそらく無理です。

こういった話題をどうしてもWEB上で発信したいのであれば、ブログを開設することをお勧めします。

逆にブログであれば多くの人に読んでもらえると思います。

ブログは自分の意見を発信するのが本来の役目ですから、こういった個人の見方や考え方が伝わりやすいメディアです。

どうしてもFacebookで表現したいというのであれば、合わせ技がお勧めです。

どういう方法かというと、例えば旅行に行ったときの写真をアップして、コメント欄にこのように書くのです。

「今日は○○に行った。ひさしぶりに海を見た。潮風が心地いい。このような風景のなかにいるとイヤなことが忘れられる。さあリフレッシュできたところで明日からかんばるぞ」

どうでしょう。

会社でイヤなことがあった、とグチるよりも「いいね」を押してもらえると思いますよ。

それから写真つきのほうが「いいね」がもらえやすいようです。

旅行に行ったり、街に出かけたり、人気のレストランで食事をしたりしたときは必ず写真を撮って投稿しましょう。

私はコンビニで買った季節限定のスナック菓子の写真をアップしただけで20以上の「いいね」をもらったことがあります。

それから最後に「いいね」をもらうことだけが目的と思わないこと。あまりにも「いいね」に執着すると筆者のように失敗しますよ。

Facebookの目的はあくまでも仲間との情報共有であることをお忘れなく。

まさケロンのひとこと

まさケロンはやっぱり気分がよくなるような投稿が好きだな〜。

masakeron-happy


スポンサーリンク

あなたにオススメの記事&広告

筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」