残業

あなたは超えてしまっていますか? 残業の過労死ラインは月80時間

早朝、連日の残業で寝袋姿の上司

ああ、残業

断り切れません。

気配で分かるんです。

背後に誰か立っているなあ、という気がして振り向くと、上司が立っている。

普段は愛想のかけらもない無表情を決め込んでいるくせに、なぜか笑顔を浮かべている。

本人は笑っているつもりなのだろうけど、笑いなれていないため、ひきつっているようにみえる表情がとっても怖い。

「今日、残れるか?」

「えっ」

「残業頼めないかな」

言われなくても、あなたが背後に忍び寄った瞬間、なんとなくそんな気はしていましたよ。

みなさんもこんな経験ありませんか?

幸いなことに筆者の勤め先はあまり頻繁に残業の要請がかかりません。

だから、筆者の場合ほぼ100パーセント残業に応じてしまいます。

もう子供が大きくなったので、そのようなことはなくなりましたが、子供が小さかった頃、誕生日のお祝いをする約束をしていたのですが、タイミングの悪いことにその日残業を依頼され、断りきれずに残って仕事をしてしまいました。

子供の誕生祝いは若干遅刻した程度ですんだのですが、正直残業なんてしたくないですよね。

自分の仕事の効率が悪くて、遅れを取り戻すための残業なら仕方がないとあきらめがつくのですが、欠勤者の穴埋めの残業など、自分が直接原因ではないケースだと何ともやりきれない気がするのは筆者だけではないはずです。

過労死ラインは80時間

ある新聞がブラック企業特集を組んだそうです。

そのなかで

「残業の過労死ラインは80時間」

という報道がなされ、物議を醸しだしています。

どういうことかというと月に残業時間が80時間以上に達すると過労死をする可能性が高くなるということだそうで、厚生労働省による「過労死」の労災認定に関する指標にも

「数ヶ月にわたる月80時間超残業と脳・心臓疾患の発症の関連性が高い」


と記載されており、かなり信憑性のある数字といえそうです。

月に80時間といえば勤務日数を20日とした場合、1日あたり4時間の残業ということになります。

そのような状態が数ヶ月続くと過労死に至るリスクが高くなる、と考えられるのです。

ネット上の反応

これを受けて主にツイッター上での反応は興味深いものとなっています。

「これによるとオレは去年、6回過労死したことになる」

「そんなデッドラインとっくに越えてる」

「この80時間という数字、ゆるいですよ。現実に働く身としては月40時間でもきついと感じます」


月80時間の残業なんて珍しくもないというのが現実ということになります。

時間外労働時間の削減は社会の大きな目標であり、厚生労働省も推奨しているようですが、まだまだ絵に書いた餅の状態なのでしょうか。



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そもそも残業を断る権利はあるのか?

原則、拒否不可

雇われている側として残業を拒否する権利というものを行使できるのでしょうか。

そもそもそのような権利があるのでしょうか。

これは個々の雇用契約によって異なるようです。

一般的には雇用契約時に時間外労働についての取り決めを交わしてあるはずで、ほとんどが「時間外労働に応じる」という規則を承諾して雇用契約を交わしていることになります。

簡単にいえばほぼすべての企業が雇用者に対して時間外勤務を命じる権利を持っているわけです。

ということは「雇用契約」という書面上での解釈では残業は断ることはできない、ということになり仮に残業を拒否し続けた場合、極端な例ですがそれを理由に解雇されても文句が言えないということになります。

残業は原則、拒否できない。それでも拒否し続けた場合、なんらかの措置をとられる可能性があるというわけです。

これは最終的には雇用契約上で交わされた取り決めによって左右されます。

雇用契約書には時間外労働についてどのような取り決めがなされているかを一度確認し直してみてはいかがでしょうか?

バランスをとることは双方に委ねられている

とはいえ、残業がどうしてもできないような状況もあり得ます。

そのときに、

「雇用契約では時間外労働に応じるという記載があり、あなたは契約書にサインをしています。サインをしたということは契約内容に同意したということでしょう。もし残業ができないというのなら、それは契約違反と見なされます」

などとやられてしまっては、いくら相手のいっていることが法的に正しくとも納得はできないでしょう。

もちろん企業側もこんな説明で残業を強要することなど現実にはあり得ません。

そこで重要になってくるのが雇う側と雇われる側がお互いの意志を尊重して、バランスをとることではないでしょうか?

雇う側は相手のプライベートなども考慮し、先週も残業してもらったから今週は定時であがってもらおうか、といった配慮も必要ですし、雇われる側もプライベートのみを優先させるのではなく、このプロジェクトが軌道に乗るまでは仕方がない。

後日ゆっくりと休ませてもらおう、などと相手の立場、事情を考慮したうえで意志決定するようにしたいものです。

充実感は時間も超越する

これは理想論であり、現実的な考えではないと思いますが、働く側は仕事の充実感を大切にすると良いような気がします。

たとえば自分の趣味に没頭していると時間が経つのも忘れてしまいがちです。

これを仕事にも応用できないかということです。

「好き」を仕事にしている人なら簡単だと思いますが、そのような理想の環境で働いている人のほうが少ないでしょう。

だからこそ自分の仕事に楽しみを見いだす、その一番の近道が充実感を得られるよう努力することだと筆者は思います。

簡単なことから始めれば良いのです。

自分で一日の目標を決める。

無理な目標は掲げない。ちょっとの負荷がかかる程度の「難易度の低い目標をクリアしていく」のです。

それを積み重ねることにより、達成感という原動力を手に入れることができるかもしれません。

達成感を味わいたいから残業も苦にならない。いかかでしょうか?

ただ身体だけは大切にしてください。体調を崩すほどの残業は意味がありません。

まさケロンのひとこと

ここのサイトの管理人は、なんでも楽しみながら仕事をするように意識してるって言ってた!
人に何かをやらされてるんじゃなくて、自分で考えて先に進んでるんだって。

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」