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トマトの雑学~嬉しい効果と抗酸化作用のあるリコピンの働き

美味しいトマト料理
Written by なつき

単品でジュースになっているぐらいだから、栄養価値が高いこと間違いなし。

それは分かるんだけど、

「どんな栄養分があるの?」


と聞かれると、

「・・・?」


意外と知らない「トマト」の世界を探ってみます。



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トマトに関する雑学

トマトはリンゴ?

トマトは

  • イタリア語で「ポモドーロ」=「黄金の果実」
  • フランス語では「ポム・ダムール」=「愛のリンゴ」
  • イギリスでも「ラブ・アップル」=「愛のリンゴ」

と、呼んでいるそうです。

リンゴ・・・?

ヨーロッパでは高級な果物や野菜を「リンゴ」と呼んでいたとのこと。

トマトも貴重だったんですね。

トマトは野菜or果物

そもそもトマトって野菜なの?果物なの?

この論争、野菜派・果物派に分かれ、現在も継続中。

とはいっても、アメリカではそれが裁判にまで発展。

しかも最高裁までいっちゃったというから、驚きです。

判決!

裁判所では

「トマトは食事中に食べる物で、デザートではない」

という判決を下し、野菜であると認定した形になったものの、納得していない人達も多く、実際はその論争も決着がついていない状態といっていいでしょう。

トマトのスイーツだってあるのに

ところで、「トマトはデザートではない」という意見。

トマトのゼリーやトマトのムース、トマトのケーキなど、トマトを使ったスイーツも少なくないので、トマトはデザートとしての一面も持ち合わせているのは確かですよね。

収穫前がポイント!?

そう考えると、収穫前の状態が物を言うのかも知れません。

  • 木に実る物が果物
  • そうでない物は野菜


という説。

この説でいくと、トマトは勿論、スイカやメロンも野菜ということになります。

農林水産省の御意見

ちなみに日本の農林水産省では、

「野菜と果物の分類については、はっきりした定義はありません」


としながらも、野菜とされる特性については

  • 田畑に栽培されること
  • 副食物であること
  • 加工を前提としないこと
  • 草本性であること


と、挙げています。

また「いちご、メロン、すいかなどは野菜に分類されますが、果実的な利用をすることから果実的野菜として扱っています」と、上手くグレーゾーンを設けているようです。

トマトに含まれる栄養素とは

トマトの嬉しい効果

トマトはカロリーが低くて、栄養分がいっぱい。

「美白・美肌効果」のあるビタミンC。

「老化を抑制」してくれるビタミンE。

「お腹の調子を整える」食物繊維。

「塩分の排出を助ける」カリウム。

更には、カロテノイドの仲間であるリコピンやベータカロテンも。

酸素が悪役に変身?

生きていく上で、酸素は必要不可欠なもの。

でも体内に取り入れられる酸素には、細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、生活習慣病を引き起こす作用もあるといわれています。

そこで抗酸化作用があるリコピンや、ベータカロテンの働きが注目されているのです。

リコピン登場

トマトの赤い色素であるリコピン。

リコピンは緑黄色野菜に含まれるベータカロテンの仲間で、その抗酸化作用はベータカロテンの2倍、ビタミンEの100倍とまでいわれている物質なのです。

リコピンがすごい

抗酸化作用って?

抗酸化作用を知るためには、まずは敵である活性酸素を知りましょう。

活性酸素って、名前は良さそうな役柄に聞こえるけど、実はとんでもない悪役なのです。

空気中から酸素を体内に取り入れる。

紫外線・喫煙・薬・大気汚染・ストレス・電磁波などの影響で活性酸素に変身。

体内の細胞を酸化させ正常な働きが出来ないようにする。

細胞膜やDNAを傷付け、がん細胞の発生や生活習慣病の原因になる。


活性酸素を消去します

それを防ぐために必要になってくるのが、抗酸化作用のある物質。

抗酸化作用…ガンや動脈硬化などの生活慣病の原因となる活性酸素を消去する働き


酵素、タンパク質、ビタミンなども活性酸素を消してくれるんだけど、やっぱりリコピンがすごいのです。

何といっても、ビタミンEの100倍ですからね。

リコピンを効果的に摂取する

リコピンの働き

更にリコピンの主な働きに注目してみると・・・

  • メラニン生育を促す物質を抑制し美白へと導く。
  • シワ、たるみを抑制し、美肌へ。
  • コラーゲンの生成を促す。
  • ダイエット効果。
  • 血糖値を下げる。
  • 喘息の改善。


これだけ見ても、リコピンは身体にとって大切な栄養素。

積極的に摂りたいものです。

理想的なリコピン摂取量

そんなリコピンの1日の理想的な摂取量は16mg。

普通のトマトで2~3個、プチトマトで10個分になります。

加工された物になると、200g程度のトマトジュースで1本。

トマトホール400g程度だと、その半分ぐらい。

ここがポイント、要チェック

また、「トマトを油で調理すると吸収率がアップ」するんです。

オリーブオイルで煮込んだトマトの吸収率は、生で食べた時のなんと4倍にもなるというデータも。

リコピンは食後6~8時間で肌の細胞に辿り着きます。

「夜摂取すると、翌朝のお肌に反映される」というワケです。

トマトのすごさを自慢しちゃう

トマトの栄養素達

トマトの主な栄養素は、

  • リコピン
  • カロテン
  • 食物繊維・炭水化物
  • クエン酸・アミノ酸・リンゴ酸
  • ミネラル・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・リン
  • ビタミンA
  • ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンH
  • ビタミンP
  • ビタミンK
  • ルチン


その働きもチェック

ルチン

ルチンは「血管を丈夫にしてくれる物質」で、ビタミンCと一緒に血圧を下げてくれます。

リコピンと食物繊維

リコピンと食物繊維は「悪玉コレステロール」を減らし、血液サラサラ、代謝もアップ。

アミノ酸

アミノ酸は「頭の働き」に必要。

ビタミンE

ビタミンEはリコピンと同じように抗酸化作用を持ち、肝臓の働きを助ける作用があるので、「二日酔い対策」に効果あり。

ビタミンB6

ビタミンB6は「皮膚病を改善」

また脂肪などの消化を助ける役割もするので、肉料理などと一緒に食べると胃の負担を減らしてくれます。

ビタミンH

ビタミンHは皮下腺の働きを促して、「肌荒れ予防」にお役立ち。

ビタミンP

ビタミンPは毛細血管の強化や抗アレルギー、「発がん抑制」の効果があります。

トマトで健康になろう

栄養価値の高い食べ物とは知っていたけど、こんなにすごい物だったなんて、ちょっとびっくり。

いろんなサプリメントを摂るより、トマトを食べる方が意外と効率的かも。

サラダや冷やしトマトの他にも、炒めものやスープにも使えるし、勿論トマトソースなら、パスタ料理や煮込み料理などに幅広く登場。

メニューには困りませんよね。

積極的なトマト摂取で、健康的な毎日を!

まさケロンのひとこと

トマトって案外苦手な人多いよね。そんな人にはスープなりパスタなり何か大丈夫な料理を一品見つけてあげたいところ!

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筆者情報

なつき

東京都出身。飲食店で勤務をしながら、趣味で執筆。エッセイコンクール等で入賞多数。2010年からライターとして執筆開始。2014年本格的にフリーとして始動。結婚、恋愛、教育、子育て、スポーツ、健康、保険、季節のイベント等の記事を中心に執筆。2013年FP2級取得。