住まい・暮らし

夏季休暇を利用して、自分をメンテナンスしてみませんか?

Written by 言祝(kotoho)

夏季休暇、どのように過ごしますか?

夏休み慣れ

社会人になると、夏休みは1ヶ月ももらえません。

2015年の日本の会社員における夏季休暇の平均日数は約6日だそうです。

これが多いのか少ないのかは人によって感じかたが違うと思います。

海外などに旅行に行くのを恒例にしている人にとっては少なく感じるかもしれません。

筆者の場合、6日も休みをもらった経験はないのですが、いざ「明日から6日間の夏季休暇です」ということになったら、たぶん、時間を持て余してしまうと思います。

普段は

「忙しいなあ、1日でもいいから自分の時間が欲しいよ」

などとぼやくことが多いのですが、いざ、それが現実になると「夏休み慣れ」していないのでしょう、時間を有効に使うことができないで、

「ああ、何もしなかった」

という結果に終わってしまうのは目に見えているのです。

子どもが小さな頃は、家族で出かけたりして、それなりにバカンスしていましたが、子どもが大きくなり、親よりも友だちと過ごすことが多くなると、より一層、休みの使い方がわからなくて、家でゴロゴロしてしまいます。

実はこの記事を書いているいま現在、筆者は3日間の夏季休暇中なのです。

このところ仕事が忙しかったので、3日間とはいえ仕事から離れられるのはほんとうに有難いことです。

でも、映画ぐらいは見に行くかもしれないけれど、例年と変わらない過ごし方になってしまうことでしょう。

例えば筆者はフィンランドに行って、オーロラを見るのが夢なのですが、ただ憧れているだけで何の行動も起こさないので、まとまった夏休みがもらえても実現できないのです。

もっとも3日ではフィンランドには行けませんが。

1日は24時間

筆者の夏休みの過ごし方は「消極的」だともいえます。

夏休みの時間をどのように使うかは、千差万別、十人十色です。

休みでも積極的に活動するタイプもいれば、休みは文字通り「休み」であってまったく何もしないという考えもあります。

各個人の夏休みに対する考え方はその家庭にも反映します。アクティブに休みを過ごす人が、結婚して家庭を持ったら、夏休みには家族で出かけたりすることが多くなるしょう。

これは筆者の持論ですが、俗にいう「仕事が出来る人」は休みの日もアクティブに過ごす傾向が強いようです。

時間の使い方が上手ということなのでしょうか、仕事に関していえば、一日の仕事を午前中で片付けてしまうようなイメージ。でも休みの日は充実させている。

1日は24時間しかありませんが、アクティブな人にとっては48時間にも72時間にも変化させることができるといえば言いすぎでしょうか。

例外もあるでしょうが、筆者のように休みを無駄に過ごしてしまうタイプは、仕事も決して速くありません。

反論がある人もいるでしょう。でも筆者についていえばそのように自覚しています。

筆者の場合1日は24時間きっかりでそれ以上でもなければ以下でもないのです。



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自分を積極的にメンテしてみる

海外の夏季休暇事情

海外、特に欧米と比較すると日本人は休暇の過ごし方が上手ではないとする意見があります。

夏休みを例にとると、ヨーロッパの国々では最低2週間、フランスでは1ヶ月間休みを取るのも珍しいことではないそうです。

アメリカは1週間程度だそうです。意外に短いですが、人種や宗教などによって、休暇に関する考え方が異なるためで、休みを取らない人もいるそうです。

アジアに目を向けてみると中国や韓国は2~3日程度。特に中国は夏休みより旧正月の休暇を重視しています。

こうして見ると、日本の夏季休暇は多くはないが、少なくもない平均といったところです。

ではその過ごし方をみてみると、避暑地などでのんびり過ごすというのがどの国でも共通しています。

なかでもフランスは

「休みとは家でのんびりすることではない」

というユニークな考え方があるようで、「休み」イコール「バカンスに出る」に従って夏休みを過ごします。

日本も含めて夏休みは、旅行などでいつもとは違う環境に身をおいて、のんびりと過ごすというのが世界に共通している夏季休暇の過ごし方のようです。

簡単にできる非日常の作り方

旅行はいつもと違う環境に身をおく一番簡単な方法ですが、ある程度の日数と費用がかかります。

旅行以外に非日常を体験できるような方法はないのでしょうか?

近所を散歩するのも良い方法です。

近所の散歩なんて見慣れている、と思われがちですが、実は普段目にしているのはその一部でしかないことに気がつくはず。

いつもより少しゆっくり歩いてみましょう。新たな発見があったり、見慣れていると思っていたものが違って見えたりします。

ダイナミックな変化は体験できないものの、じわじわと趣深い体験が「ご近所散歩」の魅力です。

何かを作ることも非日常を体験できます。詩を書いてもいいし、ブログを開設するのも面白そうです。

料理に挑戦するのも有意義な時間が過ごせそうですね。絵を描くのもお勧めです。写真を撮るというのもありです。

本格的なカメラなんて必要ありません。スマートフォンや携帯のカメラで充分。人に見せる目的ではないのだから、いい写真を撮ろうなんて思わず、自由にシャッターを切りましょう。

写真もいいですが、動画を撮って、超短編映画を撮るという方法もあります。子どもやペットにカメラを向けるだけでも面白い映像が撮れますよ。

メンテナンス

休みのときも時間をどう使うかを意識したほうが、より自分にとってプラスに作用します。

休みは「休憩」とは違うのかもしれません。

「ああ、疲れた。ちょっとリフレッシュするか」

というのが休憩。

じゃあ休みはどうなんだ、と問いかけてみると、

「磨くための時間」

という気がします。

靴が汚れていたら、磨きますよね。服が汚れれば洗濯します。

休みも同じです。メンテナンスの日だと思うのです。

表面の汚れを取る、状況によっては分解して部品ごとに汚れを取ったりする。

その方法は人によって異なるので、これがベストという方法はないのだけれど、じっとしているより動いたほうがより効果が上がるのかもしれませんね。

えっ、家でゴロゴロしているお前がまず頑張れって? そうですね。1日は24時間しかないですからね。

まさケロンのひとこと

時間は有限だっていうことを改めて意識してみると、仕事は今より捗るかもしれないし、休みの日も自然となにかするようになるかも?

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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」