正月・年末年始

民間人のアイデアから始まった。年賀状の復権なるか?

道

年賀状に未来はあるのか?

年賀状を書かなくなって久しい

3枚。これは筆者が2015年に受け取った年賀状の数です。では書いた年賀状の数はというと、これも3枚。受け取った年賀状に対する返事です。もうお分かりのように、筆者は昨年末に一枚も年賀状を書きませんでした。でも親しい友人にはちゃんと元旦に新年のあいさつをしましたよ、

フェイスブックへの投稿

という形ですが。

筆者の場合、年賀状を書かなくなってから、2~3年ぐらい経つのではないでしょうか。最盛期は100枚ぐらい書いていたのですが、だんだんと返事が来なくなり、そうやって淘汰されていった結果、年賀状を書く必要がなくなってしまったのです。

返事が来ないから出さないという考え方は、「新年のあいさつ」という観点からすると、ちょっと改めたほうがいいような気もするのですが、近年はメールだったり、SNSへの投稿だったりで「新年のあいさつ」は事足りてしまうので、そういった「時代の流れ」的な要素も大きく影響していると思います。



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「年賀状」を廃れさせないための努力

このままでいくと「年賀状」というもの自体がいずれ日本から消え去ってしまうのではないかとも思います。年賀状を書かない筆者が言っても全く説得力がないのですが、パソコンやスマートフォン、携帯の画面で「あけましておめでとうございます」という表示を見るのと、年賀はがきという紙に印刷されている、時には手書きだったりする

「あけましておめでとうございます」

という文字を見るのとではその差は歴然としていて「心を伝える」という意味で考えると、取って代わることなどできるわけがない、全くの別物だと、自信をもって言えるのですが、皆さんはいかかでしょうか? 

それでも日本郵便はかなりの危機感を感じているようで、2016年のお年玉付き年賀はがきの「お年玉商品」1等の現金の金額を10万円と発表しています。平成に入ってから1等が当たると

  • 「家電」
  • 「旅行」
  • 「現金」


の3つの中から好きなものを選ぶことができるようになっていますが、「現金」の金額10万円は、過去最高額だそうで、発表になった当時はけっこう話題になりましたよね。

裏を返せば、これぐらいしなければならないほど、年賀はがきの利用者が減ってきているということになるのでしょうか?

お年玉付き年賀はがきは民間人のアイデアだった

年賀状の復活を願って…

お年玉付き年賀はがきは昭和24年(1949年)からスタートします。戦争が終わってから数年しかたっていない時代であり、やっと日本が立ち上がろうとし始めたばかりの状態であることが想像できます。

官製の年賀はがきにお年玉くじをつけよう、というアイデアは実は当時の郵政省から出たアイデアではなかったのだそうです。京都在住の男性が考えたアイデアがきっかけでした。

「お互いの安否の確認と、(戦争によって)打ちひしがれた気分から立ち直るきっかけ」


とするために年賀状を復活させようと思いついたこの男性、

  • 賞品が当たるくじをつける
  • 料金の一部を寄付にあて、社会福祉に役立てる。


という2つのコンセプトをもとにして、郵政省を説得します。

当初は「国民が皆苦しんでいるときに、送った相手に賞品が当たるとはいかがなものか」と強い反発にあったそうですが、結果的には採用され、現在まで続く息の長い制度となったのです。

今年は年賀状を書いてみようか。

年賀状が廃れてしまい、いつか無くなってしまうことになるのかどうかは誰にもわかりません。筆者は思うのですが、このままでは年賀状が廃れてしまう、無くなってしまう、と考えるよりも、

「年賀状って凄いんだな」

と考えたほうが良いのではないでしょうか?

実際凄いですからね、年賀状って。誕生から50年以上経っているのにまだ続いているんですから。そしてその「凄い年賀状」を筆者は今年、久方ぶりに書いてみようと思うわけです。

まさケロンのひとこと

そう、なにが悲しいって、年賀状を送っても返ってこないんだよね。みんな時間がないんだろうか・・・・それとも・・・。

masakeron-sorrow


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」