冷え性

温活してますか?冷えを撃退して免疫力の高いからだを作る

日差しが温かい街並み
Written by すずき大和

「冷え」は思っている以上に人間の健康に大きな影響を与えます。

恒常的な「冷え性」ではなくとも、

“平均体温が低めな人は高めの人に比べると免疫力が低い”


ということが最近盛んにいわれています。

低体温を改善して、健康なからだを作ろう!という気運が高まっている今日この頃、からだを温めるノウハウや努力全般について

『温活(おんかつ)』

という言葉が使われることが多くなってきました。



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冷えはどうして健康を損なうのか?

免疫力と体温の関係

免疫力とは、外から入ってくる細菌やウイルスなどを攻撃・排除して、病気からからだを守る防衛システムのことです。この機能を実際に果たしているのは、血液中の白血球です。

  • 好中球
  • リンパ球
  • マクロファージ
  • 好酸球
  • 好塩基球


これらは白血球の種類です。それぞれ異なる役割を担いながら、病原菌や老廃物を上手に処理していることで、私たちの健康は守られています。

白血球成分のバランスは脳の自律神経がコントロールしています。自律神経の拮抗が崩れて交感神経が優位になると、病原菌を攻撃する役目のリンパ球が減ってしまいます。リンパ球が減ると、血液はドロドロになり、血行が悪くなるため、体温も下がります。

一般平均体温より1度くらい低くなると「低体温」と呼ばれますが、低体温状態とは、リンパ球が30%くらい少なくなっている、つまり免疫力も30%落ちている状態なのです。

逆に、体温が上がると副交感神経が刺激されて働きだします。すると、リンパ球が増え、免疫力が高まります。

筋肉量の減少が低体温と成人病に繋がっている

低体温の人が増加している一番の原因は、運動不足による筋肉量の低下といわれています。筋肉が減ると基礎代謝が減り、体温も下がります。

消費カロリーが減りますから、内臓脂肪も付きやすくなります。内臓脂肪組織からは悪玉ホルモンが分泌されることがわかっており、これらが血栓やがん、高血圧、糖尿などの成人病につながることも解明されています。

普段の家事や些細な作業の時も、まめにからだを動かして筋肉を保つように心がけることは、体温低下を防ぐと同時に、内臓脂肪も防いで、二重に健康アップを図ることに繋がります。

冷え性対策のからだの温め方

日々の手足の冷えを解消していく

寒いオフィスでじっと座って仕事しなければいけない人など、手足が特に冷たくなる「冷え性」になっているケースも多いでしょう。

長期的には、毎日ウォーキングをするなどしながら、筋肉を徐々に増やしていくことが、冷えを解消して基礎体温の高いからだを作ることになります。が、日々の生活の中でのこうした冷えを解決するために、いろいろな方法で温めることも大切です。

温めポイント1,温める場所

室温がそんなに冷たいわけではないのに手足が冷たくなるのは、人間は寒さを感じると、まず大事な部署=脳や内臓に熱を集めようとして、血流を胴体に集中させようとするためです。

そんな時に、手足だけを温めようとしてもなかなか血流は回復しません。

  • 首回り
  • お腹
  • 背中から腰

を温めるようにすると、胴体の血流が良くなって、連動して手足の血行も回復していきます。

温めポイント2,お風呂はぬるめに

全身を温めるには「お風呂」が最も効果的です。

よくいわれることですが、38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かることが大切です。ぬるめのお湯はからだがリラックスし、副交感神経が働きやすくなります。
逆に熱めのお湯はからだが緊張して交感神経が刺激を受けるので、血行を悪くする効果をもたらします。

温めポイント3,食べ物でからだを温める

体温を上げるには、食べ物にも気を使いましょう。

漢方では、ほとんどの食材が「生薬」として効能をもたらしますが、大きくからだを温める効果をもつ食品群と、冷やす食品群に分かれます。

からだを温める食材として有名なのは「生姜」です。温める成分は、熱するとより効果を発揮するので、加熱調理して摂るようにしましょう。また、干すと発汗作用を促す成分だけ揮発し、からだを温める成分が残るので、スライスして天日に干した「干し生姜」を作っておくのもいいでしょう。

他、にんじん、小松菜、キャベツ、ニラなどが温性の野菜です。反対にきゅうりやトマト、なすなどの夏野菜は冷性です。

温めポイント4,汗をかくほど暑くしない

温め過ぎて汗をかいてしまうと、逆にからだを冷やすことになってしまうので注意しましょう。

例えば、カレーなどの辛いものはからだを温めますが、辛過ぎると汗が出て来るので、ほどほどの辛さにしてください。

また、外出時、電車や店舗に入った時に暑くて汗をかかないよう、上半身は脱ぎ着しやすい重ね着にして、調整することも大切です。

男性だって関係なくない

冷え性というと、女性専門のように思われやすいですが、男性にも、運動不足による筋肉量の減少と内臓脂肪の問題は顕著に表れています。血行悪化や体温低下も連動しており、決して他人ごとではありません。

  • 最近ちょっと太りやすくなってきたな
  • 風邪ひきやすくなったな

と感じたら、体温が低くなってきているのかもしれません。

寒い冬を健康に乗り切り、免疫力の強いからだを作っていけるよう、ぜひ日々の温活を気にしてみてください。

まさケロンのひとこと

まさケロンも歳を重ねるごとに冬がつらくなってきたよ~。温活はじめよっかな。

masakeron-sorrow


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。