髪の悩み・ヘアケア

眠りと抜け毛の関係/髪の毛にいい寝方・悪い寝方がある!

眠る女性
Written by すずき大和

「まだそんなにおじさん(おばさん)じゃない!」

と、自分では思っていたのに、最近なんだか髪の毛が薄くなってきたような気が・・・。

そんな「抜け毛が気になるお年頃」に差し掛かってきた皆さんにとっては、朝起きた時、枕に落ちた抜け毛の量の多少は、非常に気になる問題ではないでしょうか。

睡眠と抜け毛は、大変深く関係しています。睡眠不足は抜け毛を促進します。それだけではありません。寝ている時の寝相も、抜け毛のしやすさ・しにくさに関係しています。



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抜け毛はどうして起こる?

髪は成長すれば自然に抜け落ち、また生えてくる

人間の頭髪は約10万本あるといわれています。一本一本の髪の毛は1年で平均12㎝くらい伸び、6、7年、長くても8年くらいで生え変わります。

健康な人でも、毎日100本くらいは自然に古い毛が抜け落ちています。抜ける半年くらい前になると髪は成長を止めます。毛穴の下では次の新しい毛が生える準備を始めます。そして、準備ができると古い毛は抜け、また新しい元気な髪の毛が伸びてきます。

この自然のサイクルで生え変わり続けている限り、髪の毛は薄くなったりはしません。自然な抜け毛は、そんなに気にすることはありません。

髪の毎日の成長のサイクル

髪の毛は紫外線や埃、その他さまざまな刺激から頭を守っています。一日外気にさらされた髪は、乾燥や表面の傷により内側の水分養分が抜けて痩せ細り、クタクタに疲れた状態です。睡眠は、筋肉や脳の働きを休め、消耗した部分を修復・回復させる働きがありますが、髪の毛も同じです。

睡眠中に分泌される「成長ホルモン」の働きで、くたびれた髪に栄養が満たされ、再び元の太く元気な髪に修復されます。同時に、根本部分が新たに伸びて成長します。成長を終えて休止期間に入った髪の場合は、次に生えて来る髪が毛穴の下で成長しています。

睡眠不足は、髪の健全なサイクルを壊す

この、睡眠中の修復・回復・成長が十分に行われないと、髪の毛はどんどん細くなり、次の毛の準備もされないまま抜け落ちてしまいます。弱って抜け落ちる毛が増えると、髪の総量が減っていきます。

睡眠中のからだの回復作業は、生きるために重要な部分から優先的に行われます。髪の毛の修復作業の順番は、ほぼ最後のほうです。睡眠が十分に取れないと、髪の傷みが修復されないまま放置され、抜け毛を増やしてしまうのです。

寝方によって、髪の回復・成長は妨げられる

髪の毛の成長を妨げ、抜け毛を増やす要因

髪の毛がしっかりと修復され、元気に回復し、成長を続けるためには、十分な栄養素が髪に行きわたるようにする必要があります。

栄養素を運んでくるのは血液です。血液の流れが妨げられ、血行が悪い状態になると、十分な栄養が足りず、成長が滞ります。

頭皮の血行を妨げる要因として、

  • 頭皮の圧迫
  • 頭皮の筋肉の緊張
  • 肩こりによる肩の筋肉の硬直(頭部にいく血流の妨げ)

などが考えられます。

睡眠中の姿勢によって、これらの状況が生み出されやすくなる場合があります。

同じ姿勢で固まって寝るのは良くない

ほとんど寝返りを打たず、同じ姿勢で長時間固まっていると、頭部は枕の当たっている一部分だけがずっと圧迫され、血行が悪くなります。また、首や肩の筋肉が緊張した姿勢で固まっていると、寝ている間に肩こりが進みます。

姿勢の硬直は、腰痛の原因にもなり、身体全体の休息・回復にもマイナスです。

まず、寝返りが打ちやすい寝具の状態を作ることが大切です。

  • 枕が高(低)過ぎて自然にゴロンとしにくい
  • 布団やマットが柔らかすぎて腰が沈む


このような状態ではうまく寝返りが打てず、からだは睡眠中に固まりやすくなります。腰や首に負担がかからず寝返りが打てる高さ・硬さに調整してください。

頭部の締め付け、髪の毛のひっつめ禁止

寝付く時、気が散らないようにアイマスクをする人がいます。後頭部に回したマスクのゴムが頭皮を圧迫することで、血行が妨げられます。

また、女性の中には、カーラーなどを巻いたまま寝る人がいますが、特におでこや頭頂部の皮膚が引っ張られる状態になっていると、血行不良の負担が大きいです。

アイマスクのゴムも、カーラーなどのひっつめも、ほとんど感じない程度の弱い圧力ですが、回復・成長時間帯ずっとそれが続くと、思っている以上に頭皮のストレスは大きいものがあります。

背骨のS字カーブを保ってリラックス

仰向けがいいか、横向きがいいかは、一概にはいえません。要は、首や肩などが緊張して固まらないよう、身体全体の力を抜いてリラックスした姿勢をとることが大切です。

部分的負担をかけないようにするには、背骨の自然なS字カーブが保てるような枕の位置、布団の硬さを工夫してください。S字が自然ならば、筋肉も緊張せず、寝返りの負担も少なくなります。

横向きが落ち着く人は、首肩がこらない枕の高さや位置を工夫しましょう。また、前かがみに丸まりすぎるとS字にならないので注意してください。うつ伏せは、首が真横を向く形になり、首肩が緊張しやすいのであまりよくありません。


若い時から変な寝方の癖がついている人もいるかもしれませんが、加齢により、腰肩の負担の耐久性も弱まってきます。ヘアケアのためにも健康のためにも、ぜひ健全ないい睡眠に心配ってください。

まさケロンのひとこと

いやほんと、「寝具」って大事だな~と最近よく思う。

masakeron-oko


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。