結婚式・披露宴

結婚式と披露宴する?しない?やる意味とやらない違い教えて!

Written by すずき大和

海外ドラマなど見ていると、愛する二人だけで教会に飛び込んで、神父さんに立ち会ってもらって結婚式する場面をよく見ます。あれ、たぶんほとんどお金かかってなさそう・・・。

若者の貧困が社会問題になる昨今、「お金がなくて結婚できない」という人が増えているそうです。結婚に必要なお金の筆頭は「結婚式挙げるお金」だそうですから、イベント抜きで結婚しちゃえばいいのに・・・なんてわけにはいかないんでしょうか。

「結婚式」「披露宴」て、何のため・誰のためにやるものなのでしょう?



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結婚することの意味

愛情と信頼で結ばれた安定した人間関係を作りたい

生き物は子孫を作り続けないと絶滅してしまいます。自然界の動物にとっては、生殖活動することがある意味生きる目的であり、つがいが成立することが「結婚」です。

しかし、人間の場合、子どもを持つ・持たないに関わらず、「結婚」は成立します。

昔々の時代は、人間の結婚も、共同体が存続・繁栄していくための生殖目的が第一でした。洋の東西を問わず、当人の意思ではなく、氏族に結婚を管理された歴史もありました。

しかし、人間はカップルになる目的として、気持ちのつながりや信頼関係の安定を求める部分が大きく、種の保存本能だけで相手を必要とするわけではありません。生殖パートナー以外の意味で特定の相手を大切に思い「結婚する」という感覚は、とても人間らしい概念です。

現代、結婚の意義は「子孫繁栄」より、むしろ「愛情」「信頼」による結びつきのほうが重視されます。出生率のコントロールに社会が干渉することがあっても、ひとりひとりの生き方の選択、結婚に何を求めるかはそれぞれの夫婦が決めていくこと、という考え方が現代の人権思想です。

結婚式をすることの意味

神様のお墨付きをもらう

キリスト教文化の影響が大きい国などでは、結婚は宗教的儀式とセットです。

「神様に、互いの結びつきを誓うこと」

が結婚式であり、神様に祝福してもらうことで結婚したことになります。

八百万(やおよろず)の神の信仰が生活に密着していた日本では、結婚の時も神様に幸せを祈願する習慣がありました。しかし日本の神様は神前結婚式を強制することはなく、神社や教会で結婚式が行われるようになったのは、西洋文化が入り込んだ近代以降です。

結婚式をすれば、結婚成立と見てもらえる

日本では、神様の祝福より「籍を入れる」ことが結婚と考える場合が多いですが、戸籍制度ができたのも、やはり近代以降です。

近代半ばまで、結婚は、

  • 二人が一緒に暮らし始めた時
  • 結婚式を挙げた時

のどちらか早い方で成立したと認知されることが普通でした。

結婚式を挙げることで、周囲に結婚を認知してもらえる、というのは今も結婚式の大きな意味です。「入籍」にこだわる現代人でも、届け出をしていないカップルが結婚式を挙げると、「事実婚」と呼んで「同棲」と区別してくれます。

親戚に挨拶する機会になる

明治の憲法は、「家制度」を武家や商家だけでなく、すべての国民の社会の根幹と定めました。結婚は「家と家の結びつき」でした。

江戸時代に、結婚を両家の結合として、両家族そろって祝う

「祝言(しゅうげん)」

という“人前結婚式”と“披露宴”の合わさった宴の風習が、庶民の間にも広まりました。これは、新しく一族に入ってきた「嫁」を親族一同にお披露目する大事な挨拶でもありました。

結婚式・披露宴をしないと何が違ってくるか

結婚後の親戚付き合い

戦後家制度はなくなりましたが、家意識はいまだに根強く残っています。特に地方にいくと、結婚式をしないとは「親族への不義理」になると考える人はたくさんいます。結婚後、夫の親族との付き合いが続くことがわかる場合は、地味婚でも披露宴をしたほうがいい、というアドバイスはよく聞きます。

人の絆に感動する機会

親戚の手前親の顔を立てる、ということも含め、子どもの結婚式に参加したいと思っている親の気持ちを無視できずに悩む人は多いです。

セレモニーは、これまでの人生で関わってきた人との絆に改めて気づき、感謝する機会にもなり、少なからぬ感動が生まれるものです。親はやればまず絶対喜びます。当人たちも、「やってよかった」と答える人が7割だそうです。

誰のための結婚式・披露宴か

周囲の人の期待や、人間関係の無難な未来を思えば、セレモニーがあるほうがいい理由はたくさんあるでしょう。ネット記事のほとんどは「やったほうがいい」とすすめています。

しかし、親や親戚世代は、バブル以降の若者の置かれた危機的状況や、将来の不安について、たぶん本当には理解できていません。

「結婚式にお金を使うより、将来の生活のために使いたい」

という感覚は「自分勝手」「わがまま」と解釈しているかもしれません。

もしあなたが、

  • 「お金がかかるから結婚はできない」と人生をあきらめているのだとしたら、
  • 本当にあなたのことを愛している家族なら、

「本当に結婚したい人がいるならば、お金のことであきらめないでほしい」

と、思うかもしれません。

先に書いたように、今は、親族のために結婚するのではありません。あなたの幸せのために結婚はするものです。

どうか、いろいろな可能性もよく考えて、後悔しない選択をしてください。

まさケロンのひとこと

「挙式のみ」とか「写真のみ」ならすごく安く済むし、まわりのこと考えて無理する必要ないと思うんだよね~。

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。