ダイエット

え?目隠しして食べると痩せる!ケチケチらくらくダイエット!?

目を隠したブロンド髪の女性
Written by すずき大和

21世紀、先進国では肥満と成人病の増加が問題になっていない国がほとんどありません。

「痩せたい!」

と願う現代人はたくさんいるようで、「ダイエット」を謳う様々な商品やサービスがちまたには溢れています。

  • 食べる(飲む)だけで痩せられる食品
  • 家でも簡単にシェイプアップの運動ができる健康器具
  • フィットネスクラブ等での運動と食事制限指導のプログラム


などなど、評判のいい、高い効果を掲げるものは、どれも結構なお値段だったりします。

「お金も時間も根性もないんだけど、こんな私も痩せられる方法ない?」

と切実に欲しているそこのあなた!

ドイツの心理学者が、最近、誰にでもすぐできる、

“タダで効果的で我慢しなくてもいいダイエット法”


を見つけたらしいですよ。



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食べ物を見ないで食事をすると満腹感が増す!?

大学の先生の実験

ドイツ・コンスタンツ大学の心理学教授ブリッタ・レンナーさんは、90人の学生にアイスクリームを食べてもらう実験を行いました。被験者の半数はそのまま普通に食べましたが、残りの半数は目隠しをして食べさせられました。どちらの学生にも、食後、アイスクリームの食感と食べた量、満腹感と購買意欲について質問しています。

好きなだけ食べて良かったのですが、目隠しをして食べたグループは、普通に食べたグループより、平均9%食べた量が少なかったそうです。しかし、本人たちにどれくらい食べたと思うか聞いた結果では、目隠しをしていたグループのほうが、たくさん食べたと思い込んでいました。


食べたものが見えないと食欲が減退する?

レンナー教授の実験の結果からは、

「人から視覚を奪うと、同じ量でもより満腹感を得られる」

「それは、見えない状態で食べると、食べた量を過大評価するため」


ということがわかります。

つまり、“目隠しをして食事をすれば、食べる量が抑えられ、痩せられる”わけです。

確かに、お手軽でラクなダイエットといえます。が、それって、満腹感以外の満足感はどうなんでしょう?

なぜ見えないとたくさん食べなくてもいいのか?

視覚以外に集中すると、食事が鮮烈に感じる

見えないとなぜ早く満腹になるのか?は、はっきりとは解明されていません。

レンナー教授は、心理学者の視点から、様々な仮説を立てています。

まず、盲目の人が、晴眼者より嗅覚や触覚が鋭くなることから、見えない状態で食べると、食事の体験がより鮮烈に感じられるようになり、食べた量の過大評価につながっているのではないか、という説を上げています。

見えないと、食べていいかどうかからだが不安になる

大きなお皿に乗せるより小さなお皿で出したほうが多く感じるなど、食べた量の判断に視覚情報は大きな影響を与えます。が、量だけではなく、食べても安全なものかどうかを判断するためにも、視覚は大切な情報です。

そのため、味わいが鮮烈になるだけでなく、安全かどうか判断しかねる不安な心理も働くため、自然に食べる量を遠慮するようからだが反応しているのかもしれない、とも考えられるそうです。

目で味わう部分がなくなる分、快楽への欲求が弱まる

食事の体験が鮮烈に感じるようになるということは、イコール「美味しい」とか「味わい深い」とかいうわけでもないようです。なぜなら「このアイスクリームを買いますか?」という質問では、目隠しグループのほうが、購買意欲が少ない結果が出ているのです。

これは、目で味わう満足感がない分、「美味しかった」と感じる(快楽)要素がひとつなかったので、「もっと食べたくなる」という欲求も低下してしまったのかもしれない、とレンナー教授は分析しています。

いろんな意味で、早めに「もうこれでいいや」という満足状態に達してしまったのですね。

満腹感はあっても満足感は・・・痩せられればいいか!

どんなものを食べているか見えない状態での食事とは、もしかしたら、見えている時より“脳は「満足」を求めていない”のかもしれません。だから早く満腹感を感じ、「食べなくてもいいや」になるのかも・・・。

それって、なんとなく何かがもったいない気もしなくもないですが・・・・。

でも、目先の“食べる幸せ”より、我慢しなくても食べる量を減らせる、という利点による“ダイエット効果”の方が、はるかに人生を豊かにしてくれそうな気もします。

だって、痩せさえすれば『美容と健康』が手に入るはずですから!!

って、それはそれで、拒食症など招く安直で危ない考え方ではあるのですが・・・。

世界には、飢餓による死者が毎日たくさん出ている社会もたくさんあるというのに、人間とは贅沢なものです。物資が豊かな社会と人の心が豊かな社会って違うのかもしれません。難しいですね・・・。

まさケロンのひとこと

食欲がとまらない〜!って人は、とりあえず目隠ししたら案外収まるかも?ついでに今まで見えてなかった“何か”が見えるかも。

masakeron-surprised


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。