薔薇(バラ)

薔薇の香りが美魔女を作る!?薔薇の効能を科学してみよう

赤いバラ
Written by すずき大和

薔薇というと、とかく歴代の美女のエピソードが多い花です。

クレオパトラが、寝室に薔薇の花びらを敷き詰め、薔薇の香油を全身にふりまいてアントニウスをもてなした、というのは特に有名な話です。他にも、マリー・アントワネットやらナポレオン夫人のジョゼフィーヌやら、薔薇好きが有名な歴史上のセレブなレディの話はあちこちに転がっています。

なぜそんなに美人は薔薇が好きなのでしょうか?

「外観や香りが、華やかでゴージャスな雰囲気を演出して、お姫様気分にしてくれるから」

なんていうイメージアップ効果だけではなく、

「薔薇には女性を本当に美しくする効能がある」

と、最近の科学は証明しているらしいです。



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薔薇の香りはお肌にいい?

薔薇の香りに含まれる成分

薔薇は、花形の違いから、大きく「オールドローズ」「モダンローズ」に分けられます。

昔からある原種の薔薇は全部オールドローズです。近代になって、ヨーロッパに昔からあるオールドローズ「ダマスク系」と、中国などアジアに多かったオールドローズ「ティー系」とを掛け合わせて多くの品種改良が行われ、たんさんモダンローズが生まれました。現在、観賞用として売られている薔薇の多くはモダンローズです。

ダマスク系の薔薇は、「甘くてゴージャスな香り」を持っています。

それに対し、ティー系の薔薇は、紅茶のような優雅でリラックス気分になる香りを持っています。現代栽培されているモダンローズのほとんどは、ティー系の遺伝子が混ざっているので、このリラックス(鎮静)効果の香り成分『ティーローズエレメント』があります。

薔薇は古くから香料(香水)の主原料でもありましたが、香料用の薔薇の多くはダマスク系のオールドローズです。ティーローズエレメントは、ティー系原種と交配種のモダンローズだけが持っている成分なので、薔薇のパヒュームやアロマオイルにはそれほど鎮静効果はありません。観賞用の生花だからこその効能であるところがポイントです。

薔薇の香り成分の効能

ティーローズエレメントの鎮静効果は、脳波測定実験によると、一般に鎮静効果が高いといわれるラベンダー精油と比べても、はるかに高い効能があることがわかっています。

また、最近、加えて肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進する効果があることもわかってきました。最も、鎮静効果が高いことで睡眠の質があがり、肌の再生力を高めるのに影響している面もあると思われますが、皮膚バリア効果の実験では、確かに香りなしの人よりも高い数値が確認されるようになっています。

薔薇の香り成分は複雑で、割合的にはティーローズエレメントが多くを占めますが、他にも500種類以上の成分があるそうです。

  • 女性ホルモンの分泌バランスを整える効果のある『ネオール』
  • 抗菌作用の強い『ゲラニオール』

などの成分も発見されています。

そのため、ウンチク情報の中には、

  • 女らしさを作る女性ホルモンを増やしてくれるので、「若返り効果がある」とか
  • ホルモンバランスを整えるため自律神経の働きが向上し「抗うつ作用がある」とか
  • 抗菌作用により「口臭や体臭を抑える」とか

謳うものもありますが、その辺は科学的に立証するデータがあるわけではありません。

が、これらの成分効果も、美肌効果の促進につながっている可能性は高いでしょう。

薔薇の香りは媚薬なのか?

薔薇の香りに包まれると美しくなれるのか

これらの香りの効能の大きさからみて、

“美女が薔薇を好む”

のではなく

“薔薇の花の香りが美女を作った”

という論も成り立ちそうです。

クレオバトラもマリー・アントワネットも、決して若くてピチピチ!という年ではなくなっていましたが、生涯「美女」といわれましたから、

“薔薇の花のパワーが美魔女を作る!”

なんて見出しをつけて効能を喧伝する人もいます。

鎮静効果は男性にも効きますから、薔薇の花に包まれた女性と一緒にいると、

“男性もやすらぎを覚え、女性に「癒し系の美」を感じて虜になってしまう”

という効果も、まあ、ないとはいえないかもしれません。

また、お肌に自信が出て来ると、女性はいろんな面で生き生きとして積極的になります。自らの長所を積極的にアピールする女性はセクシーで魅力的になるに決まっていますから、当然モテ度も上がるでしょう。

ということで、薔薇の香りは「媚薬」である、なんていう人もたくさんいます。

薔薇の花の香りは美魔女を作る

まあね、造形的な美しさというのは、お肌がきれいになったり表情が生き生きしたりしても、変わるものではないので、目が細くて上がっているとか、鼻の穴が上を向いているとか、エラがはっているとか・・・というお悩みまで劇的に解決することはないでしょう。そこは、女性も男性も過剰な期待はしちゃいけません。

が、女性ってある程度の年齢を過ぎると

“美人かどうかは、肌が美しいかどうかで決まる”

というのは事実です。

ひとむかし前は「年増(としま)女」とか「とうがたっている」とかいわれた年代になっても、性的魅力をふんだんに発揮する女性を「美魔女」というのであれば、確かに

“薔薇の香りは美魔女を作る効果がある”

のかもしれません。

おやじ世代の男性の皆さん、時々は連れ合いの女性に薔薇の花束でもプレゼントしてあげてください。

まさケロンのひとこと

最初は薔薇が似合わなかったとしても、薔薇とずっと一緒にいたら薔薇の似合う魅力的な人になってるかも?

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。