カメラ・撮影

空中にそっと置くだけ!ホバリングしながら自撮りしてくれるカメラ

空から俯瞰した道路
Written by すずき大和

それは、かつてのVHSくらいの大きさの黒っぽい網目状のケースみたいなものでした。

ケースを開けるようにパカっと開くと、4つのプロペラがブンブン回って空中を浮遊する小型のドローンになります。そのまま空中の見えない棚の上にそっと乗せるようにして手を放すと、その場でホバリングしています。

これは、ゼロゼロロボティクス社が開発した、ドローン付きの小型カメラ、

その名も『ホバーカメラ(Hover Camera)』です。

消費者に優しいロボット開拓を目指す先進的なロボット工学の会社が、屋内外での自撮りシーンを楽しくするために、

「安全でポータブルで、誰でも操作が簡単にできる、自律飛行タイプのカメラを発表した」

と、英語圏で話題になっています。



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自撮り棒も三脚も不要の自撮りカメラ登場


ちょっとした身の回りの撮影に使えるドローンカメラ

100%遠隔操作操縦しなくても、自分で考えて障害物などを回避しながら、プログラムされたミッションに従って飛んでくれる「ドローン」は、ここ数年日本でも話題になることが多いです。カメラを搭載しての空中撮影に使われることが多く、報道や映像作品作りの現場でも、今は欠かせない機器です。

プロの撮影機材ではない、一般の大人が趣味で遊ぶための大型高性能の撮影用ドローンも開発・販売が進んでいます。が、一般人が使うようになると、人込みの中で飛ばして墜落させてしまう危険や、国家機密や企業秘密、個人のプライバシーなどを覗き見ることも可能にしてしまう点などが、いろいろ問題にされるようにもなりました。

マニアな皆さんのドローン使用について、何らかのルールを法規制する必要も議論される一方で、

「そんなヤバイ撮影するつもりはないけど、自分の家や庭で自撮りするのに便利な小型で安くて使い易いドローンカメラがあったらいいのに」

と願った、非マニアなごく普通の人たちもたくさんいました。

今回の製品は、まさにそういうニーズに応えるべく開発されたものです。

自撮より見やすく、三脚と違って動いてついてくる

カーボンファイバー製のフレームなので、全体に軽く、わずか「238g」しかありません。広げたサイズは、「18.2cm×13.2cm×3.25cm」とコンパクトです。

それでも、「13メガピクセルの画像」「4K映像」を撮影できるカメラが搭載されています。

撮影操作はWi-Fiでスマホのアプリを連動させて行います。自撮り棒で撮るのと違い、映像を手元で確認できるところが使い易いです。

動きを自動制御する人工知能もちゃんと内蔵されており、被写体の人間の顔やからだを認識してロックオンすると、自動で追尾しながら撮影することもできます。

プロモーション動画も発表されています。日本語字幕があるものがありませんが、撮影操作の様子や、ドローンの動きは見ているだけでよくわかります。

Hover Camera – Introducing the self-flying camera anyone can use


日本人はドローンカメラと共存していけるか

実際の使い勝手はどうなのか

2016年5月現在、商品化に向けての資金支援のめどが立ち、夏にも予約販売の受付が開始されるとのことです。

家庭での自撮り用を想定して作られているので、強い風の中などでホバリング撮影するのはちょっと難しく、バッテリーも「連続8分間ほど」しか飛べないそうです。

スマホからの操作距離の限界がどのくらいかは記事にはありませんが、遠隔操作で高く遠くに飛ばして他所の様子を盗撮したりするのには、向いていないように作られています。ある意味程よい規制かもしれません。

この動画とは別の動画もいくつかYoutube に上がっています。

それを見ると、「若干プロペラのブンブンする音がうるさい」ので、公共の場所(公園など)で撮影するときは、人にぶつからないようにすることと合わせて、配慮が要りそうです。

また、撮影の際、スマホで操作する人の視線が、カメラではなくスマホをみてしまうことが、若干残念なところかもしれません。写真撮影の際は、シャッター切る時にカメラ目線にすることを心がけないといけませんね。

日本での販売は?社会の受け入れは?

資金集めには、クラウドファウンディング(ネットで呼びかけて不特定多数の人から援助してもらう方法)も活用されており、有力なスポンサーもついているので、計画がとん挫することはないと思われます。

商品化が世界へ展開できるかどうかは、「市販された後の売れ行きや消費者の評判次第」でしょう。

また、人込みでの使用による事故その他、使う人のマナーが取りざたされる可能性もあります。値段的にも、大型のドローン撮影機ほどではありませんが、まだ「数百ドル」なので、自撮り棒や三脚よりはだいぶ高いです。

世界でヒットして、日本にも上陸する日はくるのか、今のところなんともいえませんが、ちょっと試しに一度は使ってみたい新製品です。

まさケロンのひとこと

なんかかわいいな~このドローン。勝手についてくるの懐いてるみたい。ペットにしたい。

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。