人の名前は難しい。特に苗字が
コールセンターの秘かな楽しみ
「はい、ユズリハです」
「ユズリハラ様でいらっしゃいますね」
「いいえ、ユズリハです」
「ウズリハラ様ですか?」
「だから、ユズリハです」
「クズリハ様ですか?」
「やいゆえよのゆに、さしすせそのすにてんてん、らりるれろのり、はひふへほのはでユ・ズ・リ・ハです」
「ユズリハ様、失礼いたしました」
筆者が過去に勤めていたコールセンターには1日に何千人と電話をかけてきます。
中にはこのやりとりのように、なかなか珍しい苗字のお客さんからの電話もあり、世の中には変わった苗字のひとが結構多いもんだな、と実感しました。
ちょっと話がそれますが、あのキムタクと同姓同名のキムラ タクヤさんからの電話を受けたり、ナニワ イチロウさんというまるで演歌歌手みたいなお客さんと話をしたことがあります。
苗字コレクター?
コールセンターではしばしば休憩時に
レア苗字
の話題で盛り上がることがあります。
彼はレア苗字のお客さんと話をするのを趣味としている自称
レア苗字コレクター
です。
珍しい苗字集めてみました
筆者が出会ったレア苗字さん
筆者がこれまで出会ったことのあるレア苗字さんを紹介しましょう。
まず
地代所さん
ジダイショと読みます。
時代劇に出てきそうな苗字ですね。
ちなみに歴史ある家柄なのだそうです。
次に
賀来さん
なんと読むのか分かりますか?
カクさん?
残念、外れです。
カクライと読みます。
本人曰くみんなカクと読むのだそうです。
つぎに、漢字は難しくないけれど読みが難しい例です。
生原さん
さあ、なんと読むのでしょう?
素直に読めばイクハラになりますが、もうひとひねりしてみてください。
答えはハイバラさんです。
答えを知るとなるほどなと思いますが、難読な部類に入りますね。
そして
金武さん
沖縄出身です。
答えはキンさん。
実は比較的多い苗字だそうですよ。
まだまだ、あるレア苗字さんたち
さらにレアな苗字をネットで探してみました。
まず
何さん
ナニさんですか?
正解です。
ほかに
- カ
- ガ
- イツカ
とも読むそうです。
次は
飼鶴丸さん
一見難読そうですが、素直に読めば正解です。
そうですカイツルマルさんです。
ほかにイカクマルとも読みます。
これは難易度が高いですよ。
喜熨斗さん
どうですか?
「熨」なんて漢字見たことないのではないですか?
答えはキノシさん。
さらに難易度を上げて
楽々浦さん
ラクラクウラ?
素直すぎます。
もうすこし頭をひねってみてください。
ギブアップですか?
答えはササウラさん。
これは教えてもらわないと分からないレベルですね。
筆者はごくありふれた苗字です。
名前も大して特徴のある名前ではありません。
レア苗字を持っている人がうらやましいです。
まさケロンが今までで一番珍しいと思った苗字は、カメムシさんかなぁ~
ホンマにいるんやで!