ライフスタイル 未来創造

リモートワークのその先にあるもの「メタバース」でチャンスを掴め

Written by 言祝(kotoho)

リモートワークの未来

「通勤」は死語?

出社せず、自宅などで通信回線を使って仕事をする

「リモートワーク」

当初はそれほど普及しないのではないかとの見方もありましたが、なかなかどうして、普及しつつあるように思えます。

いえ、普及というよりも知名度があがったといったほうがふさわしいかもしれません。「リモートワーク(もしくはテレワーク)」と言えば、詳しい説明は不要、だいたい伝わるようになりましたよね。

このまま行くと近い将来、リモートワークが標準になってもおかしくないのでは。

もちろん業種によります。

リモートワークに切り替えることができない仕事もたくさんありますから、「通勤」という言葉が死語になることはありえません。出社して、朝礼などをへて、いざ勤務開始、という形態との共存という形で進んでいくことでしょう。



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メタバースとのタッグ

さて技術は進化し続けるというルールに則っていけば、リモートワークも近い将来さらに進歩を遂げる可能性が高いと思われます。

そこで今回はリモートワークはこの先に、どのような進化を遂げていくのか、想像していきたいと思います。

「メタバース」

というキーワードを、目にすることが最近とても多くなってきたと思いませんか?

なんだか難しそうなイメージがありますが、メタバースとはネット上に展開された仮想空間とそれを使って提供されるサービスなどのことを表します。

メタバースではアバターと呼ばれる自分の分身、というよりも

「仮想の自分」

を通じて行動します。例えば、自動車メーカーがメタバース上にショウルームを設置したとしましょう。そこにはお客さんとしてのアバターがやってきます。その応対をするのも店員のアバターです。

「ゲームのなかに入り込む」

といえばイメージしやすいと思います。

メタバースは、現在とても注目されているキーワードのため、ネット上でもたくさんの記事や解説を閲覧することができますし、書店をのぞくと関連の書籍が平積みになっていて、注目度が高いことが伺われます。

メタバースが我々に提供してくれるもの

ログイン&ログアウト

今後リモートワークが発展、発達していくと、この「メタバース」との連携が必須になるのではないかと、筆者は思うのです。同じように考えている人も多いかもしれません。

現在のリモートワークはあくまでもリアルの世界に基づいています。

出社こそしませんが、実際に作業を行うのは他ならぬ自分自身です。もしメタバースが経済や文化活動の中心になったとしたら、これまでの仕事についての考え方が大きく変わって行くことでしょう。

ビジネスはすべてメタバース上で行われるのが当たり前になる。いうまでもなくこの世界に生きるすべての人間がアバターを持つことになります。

アバターであれば年齢も性別もあまり重要ではなくなります。実際は高齢者であっても、アバターを二十歳に設定し、最先端のファッションを扱うショップのカリスマ店員を目指すことも可能です。(高齢者を差別する意図は全くありません)

自宅の書斎から、メタバース上の勤務先に出社し、仕事をこなし、時間になれば退勤する。現在のような通勤・帰宅の移動は、全く必要なくなります。

ログインし、ログアウトするだけ。

仮想空間は安定しています。インフルエンザが流行することもなく、台風などの自然災害に影響されることもないのです。もちろんメタバースなりのトラブルや問題などは発生するでしょうが、そこで活動しているのはすべて身代わりであるアバターなのですから、命に関わるような深刻な自体にはなりません。

AI制御とチャンス

さらにAIの技術が導入されると、アバターの操作さえ不要になるかもしれません。AI制御のアバターが自ら学習していき、ビジネスのやり方を覚え、自分の代わりに成果を上げていく。人間は日に何回か、確認のための作業をすればそれで事足りる世界。

やがて本人が亡くなってしまっても、アバターは残り、何事もなかったようにメタバース上で黙々としごとをこなしていく…。

ちょっと怖くなってきてしまったので、この辺でやめておきましょう。

いずれにしても、リモートワークは定着して間もないし、メタバースについてはこれからの技術です。今後どのように進んでいくかは、誰にもわかりません。ひとついえることは、これはチャンスだということ。

人間の想像力が、技術を進歩させてきました。もしかしたらいまあなたが考えていることが将来メタバース上でのスタンダードになりえないとは限りません。

携帯電話がいい例です。かつて一人ひとりが移動しながら通話するなんていう世界は完全に夢物語、SFの世界だったのですから。

まさケロンのひとこと

未来をつくるのはまさケロンかもしれない!
いや、もしかしたら、これを読んでいる君かもしれない・・・!

masakeron-happy


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」