皆様、
咳喘息(せきぜんそく)
という言葉を聞いたことはありますか?
咳と喘息ならよく聞くけど咳喘息ってなに?って方も少なくないはず。
実はこの咳喘息、今流行ってるんです。
周りに熱や他の症状はないけど咳だけずっと止まらなくて続いているって方いらっしゃいませんか?
そんな方はもしかしたら咳喘息になられているかもしれません。
咳喘息とは
咳が慢性的に続いてしまう気管支の病気の一種です。
喘息と同じように気道がせまくなって、刺激に敏感になり咳が止まらなくなります。
風邪と併発してかかることが多く、その他の症状は治ったのに咳だけずっと止まらないというときは、咳喘息の可能性があるので病院で受診されることをオススメします。
また咳喘息は放っておくと喘息になることがあるので、放置せず早めの治療を心がけるようにしましょう。
どんな症状なの?
ちょっとしたことで咳がでてしまう症状が1月以上続きます。
朝少し寒かったり、ちょっと運動したりするだけでも咳がでて止まりません。
ただ喘息のような呼吸困難などはなく本当に咳が止まらないだけのように感じてしまいます。
治療方は?
咳喘息の場合風邪とはまた違うので、一般に市販されている風邪薬や咳止めを飲んでも効果がありません。
主に使われているのは吸入のステロイド薬です。
これはごく少量でも気道に作用して炎症を抑えてくれます。
副作用の心配も少なく長い期間にわたって使用することができます。
また咳が止まったからといってすぐ薬の使用を止めてしまうと、またすぐ再発してしまうことがあるので再発防止の為にもお医者様の指示に従って出された期間は続けるようにしましょう。
予防は?
風邪やインフルエンザが原因で気道は炎症をおこし、その結果咳喘息が起こりやすくなりますので、まず風邪などを引かないことが大切です。
その為にもうがい手洗い、外に出るときはマスクというのを徹底するのが大切です。
また咳喘息は放っておいても自然に治ることもありますが、咳喘息にかかった方の内30%ほどが喘息になると言われているそうですのでそうならない為にも早めにお医者様を受信されてください。
実は私も昨年咳喘息にかかりまして2ヶ月以上咳が止まらず苦しみました。
ずっと咳をしていても喉も痛くなく本当に咳だけなんですが、朝寒い日に呼吸して冷たい空気が喉にいったり、自転車を少し漕ぐくらいで咳が出てくるので大変でした。
皆様も咳だけと甘くみずに早めに、病院にいって治療を受けてください。
薬を貰って吸入し続けても完治するまでに1月ほどかかったと記憶しています。
風邪やと勘違いして、ほっといたらアカンで!
ちゃんと、咳喘息に合った薬を使わんと治らんからなぁ~