恋届受付中
恋愛中であることを後押し
千葉県流山市でとてもユニークな届け出の受付が2月14日から始まっています。
その名も
恋届(こいとどけ)
恋愛中であることを証明するものです。
ピンク色の届出用紙は行政文書のスタイルで本格的なものです。
「恋人または恋人にしたい人」や片思いの場合は「告白予定日」や「相手に伝えたい事」を記入する欄があります。
またすでに恋人同士の場合は「出会いの日時」や「二人で訪れたい場所」などを記入します。
記入した用紙を流山市役所に持参すると受付印を押してくれます。
特設ページのフォームから入力でき、捺印済みの用紙を印刷することも可能です。
法的な効力はありませんが、恋愛中であることの証明になります。
特に若い世代の恋愛を後押しする目的のために開始されたとのことです。
積極的な恋愛を後押しすることで少子化対策になれば
実は、5月に公開予定の恋愛映画が流山市でロケされたので宣伝キャンペーンという意味もあるのですが、流山市役所の担当者によると単なるキャンペーンにとどまらないようです。
流山市は税収のほぼ半分が市民税であり、人口が減ると財政が悪化してしまうという背景があり、以前から若い子育て世代の誘致を行ってきました。
「恋届」はそのための施策でもあるのです。
最近は草食男子という言葉に象徴されるように、若者が恋愛に対して積極的でなくなってきています。
さらに少子化が大きな問題とされています。
流山市は「恋届」で若い世代の恋愛を後押しし、少子化を解決できればという期待ももっているのです。
5月までの期間限定
「恋届」は5月までの期間限定で受付をしています。
筆者はとても夢のある施策だと思います。
硬いイメージのある役所がこんな素敵な対応を行っているのは気持ちのいいものですね。
期間限定ではなく継続して続けていってほしいとも思います。
twitterなどでは、
などの否定的な意見が多かったようですが、少子化対策になるかどうかはともかくとして、恋愛の後押しについては効果があるのではないかと思いますよ。
筆者ももっと若かったら、届出をしていたかもしれません。
自分に好きな人がいると再確認することで、これまでためらっていて出来なかった告白が出来るようになるかもしれません。
片思いのまま終わっても思い出として残りますよね。
全国的に広げていきたいですね。
これを利用して、好きなあの子に思いを伝えられたらええな!
結構ロマンチックやと思うでぇ~