お花見シーズンがやってきました。
新入社員の方は場所取りという初仕事を任されることも多いこの時期。
人気スポットは争奪戦が繰り広げられます。
誰もが楽しみにしている春の風物詩、お花見ですが、やはりトラブルもつきもの。
見物客同士、近隣住民とのトラブルなど毎年ニュースで目にしますよね。
やはり、人が多く集まるお花見ですので
マナー
は存在します。
日本の伝統行事、お花見です。
マナーを守り楽しいひとときを過ごしたいものです。
以下、お花見の最低限のマナーをご紹介。
しっかりと確認してまわりに迷惑をかけることのないようにして下さい。
根は呼吸中です!!桜の木を傷つけないで
毎年、私たちに
- はかなさ
- 美しさ
- 風流な習慣
というような日本人の心を思い出させてくれる桜の木。
桜は開花の期間が短いだけではなく、木としての寿命も60年というとても短いものです。
さらにとてもデリケートな樹木なんですね。
お花見に行って
- 枝を折る
- 枝を揺らす
という行為はもちろんマナー違反で禁止されていますが、実は
- 根っこの上に座る
- 樹木に寄りかかる
- 樹木の上にブルーシートをひく
という行為もマナー違反となります。
最近はブルーシートが多くなりましたが、本来は、
ござ
を敷いてしました。
これは、木に配慮してのこと。根の上にかぶせて呼吸困難になるのを防いでいたのですね。
桜の木の根は地面の浅い部分にあることが多く、しかもデリケートなので、お花見シーズンの後には元気がなくなってしまう木もあるとか……。
はかない寿命の中で、毎年私たちを楽しませてくれる桜の木を絶対にキズつけてはいけません。
ブルーシートはなるべく根を避けて敷き、樹木に寄りかかったり、枝に物を吊るしたりすることのないようにしましょう。
場所取りは必要ですが、場所の取りすぎは控えて!
大所帯での花見宴会となれば、場所取りは必須ですが必要以上のスペースを取る行為はマナー違反です。
早いもの勝ちだからという問題でもありません。
短い期間の中で多くの方がお花見を楽しみにしています。
公共の場でもありますので、
譲り合いの精神
を持ちましょう。
もちろん、場所取り禁止の場合は場所取りはしてはいけません。
騒音には気を付けて
宴会が盛り上がってくるとついつい歌などを大声で熱唱してしまうこともありますが、マナー違反です。
個室や宴会場とは違い、そこで生活されている近隣住民の方や同じ見物人の方、散歩がてら歩いている方など、多くの方がその場所を共有しています。
なので、楽しく盛り上がっていたとしても最低限の配慮は怠らないようにしましょう。
配慮に欠けた行為はトラブルの原因になります。
以上、大きく3つのマナーをあげました。
幹事さんは宴会前に説明をして理解を深めてもらうのもいいかもしれませんね。
考えてみると当たり前のこと。
難しいことでもありませんので、大人としての最低限のマナー、しっかり守りましょうね!
そろそろ桜が咲いてきたなぁ~
でも、まだ寒いから風邪ひかんように気をつけやぁ~