去る11月22日は「いい夫婦の日」でした。
この日にかこつけて、
なんて外に出たり、おうちでおいしいケーキやワインを開けた・・・という話も私のまわりでは、ちらほら聞きました。
仲の良い夫婦が増えるのは、とてもハッピーなコトです。
さてさて、これにあわせてパートナーエージェントと博報堂が“結婚の幸福度”を測る指数「QOM」(Quality Of Marriage)を発表しました。
また、それにともない3,600名ヘ行った調査結果も発表しました。
「QOM」とは?
「QOM」は、結婚生活における夫婦それぞれの幸福度を数値化するために開発された指標です。
20歳~69歳までの夫婦3,600人の定量調査を元に、結婚生活の幸福度と相関性が高い要素を選んで設問するといった内容です。
- 「自己PR力」
- 「観察力」
- 「ケンカ力」
- 「仲良し力」
- 「境界力」
- 「過去未来力」
6つのカテゴリーからなる全80問の設問に答えることによって、現在の結婚の幸せを1,000点満点で数値化しています。
サンプル結果
20歳~69歳までの夫婦3,600人の調査結果において都道府県別で「QOM」の高かったのは、100サンプル以上(人口ベスト10)で比較すると、
- 1位:大阪府
- 2位:福岡県
- 3位:東京都
の順だそうです。
なお、いずれもサンプルが少なく参考程度にはなりますが、
- QOMナンバー1は鳥取県
- 最下位は岐阜県
と言う結果に。
世帯年収とQOMとの関係では、関係がないということが明らかになりました。
調査対象者の平均世帯年収が669万円という中、 最もQOMの低いQOM135以下の人は、全体平均よりも高い725万円という世帯年収であるということでした。
また、既婚歴との関係では、初婚が497点なのに対し、バツイチ以上が533点とバツイチ以上の方がQOMが高いという結果になりました。やはり上手くいかなかった過去の分だけ、現在に対する幸福度、満足度を高く感じているためでしょうか。
その他の興味深い結果は、以下の通りです。
- 「犬猫を飼っている人ほどQOMが低い」
- 「きちんとしたプロポーズがあった方が、QOMが高い」
- 「結婚するまでの交際人数は7人が最適」
ペットを飼っている人ほど、満足度が少ないのは、どうしてなんでしょうね。
そちらにお互いに愛情を注ぎすぎてしまうせいでしょうか。
きちんとしたプロポーズ・・・やっぱり大切なんですね。
すてきな思い出が、支えになったりするのかもしれません。
結婚するまでの交際人数は7人・・・なんだか、割と多めなので驚きました。
それだけ、いろいろ経験しないと、自分自身が成長できないということなのかもしれませんね。
また、こちらに面白い結果も。
- 「QOMが最も低いDランクの人は、その半数近くがパートナーの裸やオナラに寛容ではない」
- 「QOMが最も高いAランクの人で、裸やオナラを許せない人は2割強と低い」
この結果の示しているのは、きっと、相手のどこまでを愛して許容できるかなのでしょう。
パートナーエージェントでは、より多くの夫婦に結婚生活を客観的に見直し、高まり続ける日本の離婚率に歯止めをかけられる機会を提供したいとして、11月19日より『QOM』を測定できるオンラインサービス「QOM診断サイト」を開設しているそうです。
会員以外も診断できるようなので、ご自分の結婚生活を今一度振り返ってみる意味でも、一度お試しになってもよいのかもしれませんね。
なるほどなぁ~
結婚したからには、二人で幸せになりたいもんやな!