ビジネス・経済ニュース

ソフトバンク、ロボットの一般発売を発表。孫社長25年越しの夢が実現

Written by 言祝(kotoho)

感情を学習するロボット

空気を読むことができる

ソフトバンクがロボットの一般発売を発表しました。

孫正義社長はツイッターで

私は、25年間この日がくることを夢見ていました

とツイートしていました。このロボットですが世界初の機能を持ち合わせています。

Pepper(ペッパー)

と名付けられたこのロボットはなんと感情を持ったロボットなのです。

たとえば人間がPepperにむかってにっこりと微笑み、「ありがとう」と声をかけたとします。

するとPepperの感情エンジンはその動きを数値化します。

つまり今の行為は喜びの感情を伝えることで、いいことだ、と学習するのです。

もちろん最初は学習が必要ですが、次第に人間の感情を理解することができるようになるとのこと。

またクラウドAIと接続することにより、この学習のスピードが加速されると孫社長は説明しています。

子供が寂しそうにしていたら、絵本を読むなどして自発的に一緒に遊ぶよう行動することも可能だというのです。

「愛を持ったロボット」

孫社長はPepperを

右脳である

と解説しました。

現代のすべてのコンピューターの原型と言われている1949年に開発されたノイマン型コンピュータは計算や記憶、検索といった人間の脳でいえば左脳に相当する働きを持っていました。
Pepperはこれとは対照的に感情や創造性など右脳の働きを目的としたものなのです

発表会では孫社長自ら、Pepperにハートを与えるというパフォーマンスを行いました。

つまり、Pepperは愛を持ったロボットであると表現したかったのでしょう。

その後の孫社長とPepperの掛け合いは

まるで映画を見ているよう

と登壇したタレントが語っているほどスムースな会話だったそうです。

孫社長の笑顔に対し

78点

をつけたPepperが満点ではない理由として目が笑っていませんよと答え、会場をわかせたと報道されています。



スポンサーリンク

価格は19万8000円

来年2月発売

Pepperは来年2月発売予定、販売価格は

19万8000円

を予定しているとのこと。

その値段でビジネスになるのかという報道陣の質問に対し、

利益はあまりでない。
量産が何万台、何十万台となっていけばいずれなりたつ

と孫社長は説明した上で

アプリケーションのプラットホームとして利益が稼げると思う。PCと同じ程度で買える。ペットの犬を飼うのとあまり変わらない値段(を設定した)

と語りました。

まとめると手の届く価格設定で普及をねらい今後の利益を目指すと言ったところでしょうか。

さすがはやり手といわれている孫正義社長。

夢の実現だけではなくビジネスとしてもきちんと予測を建てているのですね。

欲しい、絶対買いたい

筆者は欲しいです。

決して手の届かない金額ではありませんし、愛を持ったロボットというコンセプトに引かれました。

また、今後の展開次第ではとてつもないものに発展しそうな気がするからです。

いまから貯金をして発売開始には予約をして…なんて今から考えてしまいます。

まさケロンのひとこと

このロボットが自分の家におったら、映画の中にいるみたいに感じそうやなぁ~
ホンマ技術はどんどん進化していくな!

masakeron-happy


スポンサーリンク

あなたにオススメの記事&広告

筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」