腹痛と上手く付き合うには
腹痛は身近な身体のトラブル
腹痛と発熱。
この2つの症状を経験したことがない人はいないと思います。もっともポピュラーな体の不調です。
筆者は学生のころ、学校をサボる理由としてこの2つをよく使いました。
誰もが経験している症状だけあって、イメージしやすいんでしょうね。親や友だち、学校の先生もすぐ理解して「お大事に」などと優しい声をかけてくれたのです。(心配してくれた皆さん、仮病を使ってすみません)
さて、この2つのポピュラーな症状のなかでもっとも怖いのが
腹痛
だと思いませんか?
なぜなら急に襲ってくるからです。
発熱の場合は、頭痛や体がだるい、といった前兆が必ず伴います。朝起きたら妙にだるい、体温を測ってみたら38度以上あった、という具合に。
対して腹痛は突然起きます。朝はなんともなかったのに、電車の車内でつり革に揺られていたら突然痛みだしたというパターン、あなたにも経験はないですか。
腹痛のプロが断言する「究極の対処法」
なにをかくそう筆者は子供の頃からひんぱんに腹痛を起こしていました。
その9割が下痢を伴うもので、ちょっと文字にするのには問題があるような経験をなんども味わっています。
そこで今回は
「腹痛のプロ」
を自認する筆者が、長年の経験から培った腹痛に対する「究極の対処法」をお教えしましょう。
下痢を伴う腹痛と40年以上も対峙してきた筆者のノウハウ、ぜひ皆さんも実践してみてください。
腹痛の最大の治療法は「トイレ」
痛みを感じたらまずトイレに駆け込め
腹痛に対する最大の対処方法は「トイレ」にいくこと。
シンプルな方法ですがこれが一番効果があります。
とくに下痢を伴う腹痛においては、これ以上の対処法はありません。
だいたいの人は、お腹が痛くなったときに
と予測できると思います。そんなときは迷わずトイレに行きましょう。
そんなことはあたり前だと、皆さん感じているかもしれませんが、じつはこのあたり前のことが、実行されていないのが現実だったりします。
というのは移動中に「あ、これは下痢だな」と感じた場合、9割の人は目的地についてから解決させようとする傾向があるのです。
ネット検索してみるとよく分かりますが、対処方法として、
お腹を温める
とか、
風景などに意識を集中させる
ということを紹介している記事が多く見られます。
また、
即効性のある下痢止めの使用
効果が期待できるツボを刺激する
ということを推奨している記事も見受けられますが、これらは全て目的地まで
「ガマン」
することを趣旨としています。
もちろんこれも、ひとつの対処法ではありますが、筆者はオススメしません。
ちょっとでも痛みを感じたら、可能な限り速やかにトイレに直行するべきです。
下痢であればトイレにいくことで緩和されますし、もし下痢ではなかった場合、たとえば嘔吐を伴う場合もトイレであれば、大変なことにならずに済みます。
日頃からトイレの場所は把握しておくこと
このため、トイレの場所を把握しておくことはとても重要です。
皆さんのほとんどは通勤、通学に電車を利用していることと思います。
できれば利用路線のすべての駅に設置されたトイレの場所は把握しておくべきです。
さらに駅周辺のコンビニなど、トイレを利用することができる施設もしっかりと把握しておきましょう。
こうした備えが、急な腹痛に襲われたときに大きな効果を発揮します。
侮ってはいけない腹痛
腹痛はあまりにもポピュラー過ぎて、軽視されやすいようです。
確かに放っておいても治ってしまうことはあります。
しかし腹痛は体の不調のサインなのですから、場合によってはとても深刻な症状が進行しつつあるかもしれないのです。
特に急性の腹痛は非常に危険な可能性をはらんでいると聞きます。症状が改善されないようなら、自己判断せず、医師の診断を受けてください。
時間帯によってはトイレが満員で変な汗がわけわからないくらいでてきたりね・・・・あのときはつらかった。。