なったことがある人は再発を、なったことがない人はどんな強い痛みだろう?と恐怖をつのらせるのがぎっくり腰。
もちろん、「ぎっくり腰」というのは正式な医療用語ではありません。
ぎっくり腰とは?正しくは「急性腰痛症」
どうしてぎっくり腰と呼ばれるのか。
ぎっくり( 副 ) スル
①不意をつかれて驚くさま。 「聞いて-(と)する」
②歌舞伎などで,はったとにらむさま。
(出典:大辞林 第三版)
びっくりするほどの痛みが、突然腰に走ることから「ぎっくり腰」と呼ばれるようになりましたが、正式には「急性腰痛症」といいます。
そもそもぎっくり腰って?
年配の方が思い荷物を持ち上げようとして、「グキッ」という擬音と共に突然動けなくなる。場面が変わって、その人は横になって、痛みでウンウンうなっている。周りには心配そうな奥さんや家族…よく映画やドラマで見られるシーンですね。
こういった「ぎっくり腰」のお約束なシーンはあながち間違いではありません。本当に、動けなくなるほど痛いんです。
ぎっくり腰とは腰のねんざです。
たとえば足首をひねったり、くじいたりすると、とても痛いですよね。腫れがひかず、何日も歩けなかったり。同じことが腰に起こったと考えてもらうとわかりやすいと思います。強い力で腰や腰骨が思わぬ方向に無理矢理ねじられてしまい、それに伴い強い痛みが起こります。
足のねんざが何日も歩けないほど痛いように、腰のねんざ、すなわちぎっくり腰も、痛みがなくなるまで何日もかかります。
思い込みは危険!ぎっくり腰に関するかん違い。
ぎっくり腰は若い人もなる。
上記の「テンプレートなぎっくり腰」のシーンには間違いがあります。
と言われていますが、最近では若い人たちもぎっくり腰になります。
重いものを持たなくても、ぎっくり腰になる。
「テンプレートなぎっくり腰」のもう一つの間違いは、「重いものを持ち上げる」です。確かに、ぎっくり腰になる原因の第一位は重いものを持ち上げたときです。ですが、それ以外の時でも、ぎっくり腰になることがあるんです。
- 床に落ちたものを拾おうとしたとき。
- 本棚の本を取ろうと腕を上げたときにくしゃみをしたとき。
- 「寝坊した!」と跳ね起きたとき。
こんな人は要注意!ぎっくり腰になりやすい人の傾向
あなたはいくつ当てはまる?ぎっくり腰にないやすい人の傾向。
- 運動不足ってわかっているけど、歩くのも動くのもきらい。
- 職業はタクシーの運転手です。(もしくは長距離ドライバー)
- 冬でもローライズ!ぴったりのスキニーが好き!
- 最近、太っちゃったかなあ…
- ハイヒール大好き!
- かばんは右側(もしくは左)にかけないと落ち着かない!
- 椅子に座るとき、足を組んだ方がラク!
- 宅配便の仕分けのバイトを始めた。毎日重い荷物を運んでます。
当てはまる項目が多ければ多いほど、ぎっくり腰になる可能性が高いと言えます。
見えてきた!ぎっくり腰になりやすい人!
以上をまとめると、
- 同じ姿勢で長時間いる→1、2
- 腰を冷やす→3(ぴったりの服は腰への血行も妨げます)
- 腰に負担をかける習慣がある→4、5、6、7
- 腰に負担をかける動作→8(この例だと、腰を曲げたりひねったりと、さらに腰への負担が)
ぎっくり腰の予防策
ぎっくり腰の予防策:その1
同じ姿勢で長時間いる→こまめにストレッチを!
<注意!>
急に伸ばしたりひねると、それこそぎっくり腰になってしまいます。ゆっくりとした動作で、決して無理をしないようにしましょう。
ぎっくり腰の予防策:その2
腰を冷やす→腰を温める。
ローライズは動きやすいですが、寒いときは腹巻きや股上の深い下着などで腰を冷やさないようにしましょう。カイロを貼ったり、湯たんぽを活用するのもいいですね。
ぎっくり腰の予防策:その3
腰に負担をかける習慣がある→生活習慣の見直しを!
体重の増加は腰、膝への負担が増えます。足を組んだり、いつも決まった肩にかばんをかけるは姿勢がゆがみ、ゆがんだ肩も、腰に大きな負荷がかかります。これらがぎっくり腰の要因になります。
ぎっくり腰の予防策:その4
腰に負担をかける動作→ものを持ち上げるとき、腰だけではなく膝も使う。
<床に落ちたものを拾うとき>
腰は真っ直ぐで折り曲げず、ひざを曲げて屈む。上半身は伸ばしたままにしておく。
<重いものを持ち上げるとき>
ひざをしっかり曲げ、腰は曲げない。そこから重いものを持ち、天井からひっぱり上げられるような感じでゆっくり立ち上がる。
いかがでしたか?再発しやすいのがぎっくり腰。ぎっくり腰になりやすい冬場は特にしっかり対策をして予防しましょう。
たぶん腰に頼りすぎてるんだよね。いろんな筋肉を鍛えて腰の負担を減らしていきたいところ!