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公衆電話の料金が値上げ。どうしていまさら?その理由

Written by たき

公衆電話

この単語を言われても、ああ、そんなのもあったよね~と、ピンとこない方のほうがおおいのではないかと思います。

今では、ほとんど見かけないことも多いですし、携帯が普及した今、利用することも、ほぼありませんよね。

その公衆電話、NTTが、2014年4月1日の消費税増税にあわせて、公衆電話の市内(区域内)通話料金を、現在の1分10円から、57.5秒10円に設定を変更して、2.5秒分値上げする方針を固めたんだそうです。

また、市外(区域外)通話時間も0.5~2.5秒短縮して値上げするのだそう。

この公衆電話の市内通話料金の値上げは、1994年4月の値上げ以来で、20年ぶりなんだそうです。

来年1月には、NTT東日本とNTT西日本が総務省に料金改定の届け出を提出するんだそうです。

・・・そう言われても、って、人ごとかなぁ、なんて思ってらっしゃる方が、きっとほとんどですよね。

そう、今では、利用者も少ない、この「公衆電話」

なぜ、NTTが、今頃、そこをあえて値上げに踏み切ったのかに、注目してみました。



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公衆電話について

公衆電話の日本国内での運営は、NTT東日本・西日本、NTTコミュニケーションズ、KDDI、NTTドコモ、ソフトバンクテレコム(旧・日本テレコム)が、ほぼ行っています。

設置場所、設置方法は、各事業者によって違います。

鉄道駅構内や、街中の大通りの電話ボックス、市役所や大規模ホテル・病院などの公共施設に設置されている場合が多いです。

ですが、実は、この公衆電話の設置場所は、多くの事業者が公表していないために、利用者がかんたんに設置位置を知る事ができない状態なのです。

公表しない理由としては、悪戯や、窃盗などを防ぐため、と、言われています。

この問題があらためて取りざたされたのは、2011年の震災の折り、携帯などの回線が通じず、多くの人々が、公衆電話に殺到したという事実があったためなんです。

駅前などの比較的目につきやすい場所の公衆電話で人々が長蛇の列を成し、連絡をとることも、なかなか難しい状態だったといいます。

そこで、あらためて、公衆電話の重要性がフォーカスされたんですね。

そんなこともあって、情報通信審議会の委員会は2011年(平成23年)12月に公衆電話の設置情報公開を求める報告書をまとめて、設置場所公開が実現したんだそうです。

長らく公開されなかった設置場所が、2011年(平成23年)12月にNTTは早ければつぎの年の4月にも公式HPで設置場所を公開すると発表をしました。

その後、2012年(平成24年)6月28日にNTTは全国の公衆電話約23万台の設置場所を翌日29日に公開したのです。

公衆電話の現状

全国の公衆電話を管轄しているNTT東日本と西日本によれば、公衆電話事業は赤字が続いていて、設置台数はどんどん減少していっているんだそうです。

全盛期の85年には全国で93万4900台あったそうですが、今年3月末には4分の1以下の21万400台まで減少しているんだそうです。

・・・正直、そんなにあるんだ、というくらいには、あまり、目にしなくなりましたよね。

そして、さらに来年3月末までには、

1万7000台

撤去する計画なんだそうです。

携帯電話の普及が、人々の公衆電話の利用を減少させ、さらに、根本的な問題として、電子メールなどの普及によって通話時間そのものが減ってしまっているんだそうです。

現在では、とてもその利用者の数では、公衆電話の維持費をまかなうことが難しくなってきているんだそうです。

それでも、緊急時、災害時には、公衆電話は絶対に必要なのです。

なので、消費税率引き上げもあり、赤字続きのなかで運営を続けていくために、苦渋の選択として、利用料金アップとなったわけなんですね。

しかしながら、実は、この値上げ、一方で、NTT側のこんな願いがかくされているそうなんです。

この、公衆電話の利用料の値上げを公表することによって、世間に、あえて、もう一度、公衆電話に注目して欲しい。ぜひ、利用して欲しい

NTT側も、公衆電話を存続させていくために、いろいろと頭を悩ませているんですね。

公衆電話の設置場所は、現在、NTT東日本、西日本、各サイトで、公表されています。

こう言った話を聞くと、今一度、すでに忘れ去っていた「公衆電話」に、注目してみようと思いますよね。

いざというときのために、公衆電話の、ご自分の職場付近や、自宅付近、災害時避難ルート上の設置場所は、一度、確認してみておいたほうがよいかもしれないですね。

昔は、

人気のライブのチケットをとるには、公衆電話の方がつながりやすい!

なんて、うわさもありました。
そういえば、懐かしいお話です。

たまには、公衆電話、利用してみてはいかがでしょうか。

まさケロンのひとこと

携帯が普及した今の世の中じゃほとんど公衆電話は使われへんからなぁ~
せやけど、たまにあったら便利って思える時があるから無くならへんねんやろうな!

masakeron-happy


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筆者情報

たき

TRENDRIPPLE(とれんどりっぷる)応援キャラクターの「まさケロン」になりたいと思っていますが、なれそうにありません。