節約料理の定番といえばもやし。50円以下で購入できて、栄養価たっぷりの野菜として、給料日前など、お財布がカツカツの時にはお世話になった覚えのある人も多いはず。また、野菜の価格が高い時期でも、価格は安定しており、貴重な栄養源となってくれます。
とはいえ、料理方法がもやし炒めだけでは飽きてしまいます。食は毎日の楽しみの一環。節約しながらも美味しいものを食べたいですよね?そこで今回はもやしを使った料理のバリエーションを3つ紹介します。
1. もやしと豚肉蒸し
節約してもお肉を食べたい人に
節約しているときほど、無性にお肉が食べたくなるものです。そんな時におすすめなのがこの料理です。
作り方は手順を分けて説明するまでもありません。もやしをフライパンに敷き詰めた後、その上に薄切り豚肉を載せ、ふたをして蒸し焼きにすればOK。ごましゃぶのタレやポン酢などお好みのタレをつけていただきましょう。薄切り豚肉も、セールになりやすい食材ですので節約したい時には役立ちます。
お肉たっぷりで家族も喜ぶ
この料理はフライパンではなくホットプレートでつくれば、家族だんらんのメインに早変わりします。とりわけながら食べてください。見た目はお肉たっぷりですので、いかにも節約しているという惨めな感覚に陥らずに済むのが嬉しいところ。
2. もやしとワカメのスープ
あと1品追加したい時に
食事に汁物は、あと1品として付き物です。とはいえ、節約している時には、その1品を考えるのが大変です。ここでも、もやしが大活躍してくれます。
中華スープの素でつくったスープを塩こしょうで味を整えた後、もやしとワカメを入れましょう。すると、もやしの香りが、ラーメンのような雰囲気を醸し出す、美味しい中華スープができあがります。仕上げでゴマ油をほんのちょっと入れれば、さらに美味しくなりますよ。青ネギはお好みで入れましょう。
簡単夜食にも早変わり
夜遅くに帰ってきて、何か食べたい時にも、この料理は役立ちます。ご飯にもとても合うのです。
炊いた白米に、スープをかければ、簡単にクッパに早変わりします。この時につかうご飯は、冷ご飯や冷凍ご飯であってもかまいません。むしろそのほうが、味がよく染み通って美味しいのです。
3. もやしペペロンチーノ
洋食が食べたい時には
洋食は何かと手間がかかったり、材料費がかかったりと、時間もお金も無い時には、困りものです。しかし、節約しているときほど、洋食の味が恋しくなることがあります。そして、ここでももやしが活躍してくれます。もやしでペペロンチーノをつくってしまいましょう。
これも超簡単。もやし炒めの要領ですが、味付けがちょっと違います。にんにくと唐辛子で炒め、塩コショウで仕上げるだけです。オリーブオイルを使うと、さらにペペロンチーノの雰囲気がでてきます。にんにくを使うだけで、ぐっと洋食の雰囲気を高めることがポイントです。
ダイエット中の人にもおすすめ
この料理は、節約したい人だけでなく、ダイエット中の人にもおすすめです。パスタをつかうよりも、もやしをつかったほうが、カロリーを大幅に減らすことができるからです。ペペロンチーノを食べた気分になれば、ダイエット中に襲ってくる炭水化物欲求をおさえることができます。
もやしを使った料理のバリエーションを3つ紹介してきました。単調な料理になりがちなもやしも、ちょっと一工夫するだけで全く違う料理に変わってくれます。
節約で健康を崩しては元も子もありません。栄養価の高いもやしをつかって、給料日前など、節約が必要な時期を、もやし料理で乗り切りましょう。
一人暮らしはじめて初めてスーパーいったとき、もやしの安さには驚かされたな~。