このページのタイトルをクリックしたあなたは、おそらくとても辛い精神状態にあるのだと思います。辛い精神状態というのは、
- 「怠けている」
- 「気合が足りない」
- 「未熟」
などと言われ共感してもらいにくいというダブルの辛さがあります。
各論に入る前に、言っておきます。死ぬのは絶対にやめてください。
まずは病院に行きましょう
「死にたい」と思うのはうつ病の典型
インターネットでは気軽に
「死にたい」
という言葉がつぶやかれているため、自分の「死にたい」という感情も当たり前だと思っている人が増えているように感じます。
それは違います。「死にたい」と思うことは希死念慮と言って、うつ病の典型的な症状なのです。「死にたい」と思うことは、医学的に見ても異常な状態なのだということを、覚えておきましょう。
なので、「死にたい」と思い始めたら、病院に行くことを、すぐに考えてください。薬を飲むと、時間はかかりますが、「死にたい」と思う回数が減るはずです。
精神科に行くことは恥ずかしいことではない
精神科に行くのは恥ずかしいと思っている人が今でも多いのが現状です。確かに、インターネットでは、精神科に通う人を揶揄するような許し難い言動も多くあります。そうした声は無視してください。
一番大切なのはあなたの命です。うつ病が深刻化してからの通院では遅いのです。なぜなら、病院に通う気力もなくなってしまうからです。また、薬が効いてくるまでには時間がかかるので、それまでに深刻な事態を起こしかねません。「おかしいな」と思ったら、すぐに病院に行きましょう。
生きたいという感情を自覚しよう
「助けて」というキーワードで検索したあなたへ
この記事のタイトルには「死にたい!助けて!」というキーワードを入れてありますので、
「助けて」
という検索でこの記事にたどり着いた人も少なくないでしょう。
「助けて」という言葉が出てくるということは、本当は生きたいということです。死にたいと生きたいという感情が拮抗している状態なのだと思います。その生きたいという気持ちを、大切にしてください。
生きたいと考えれば楽になる
生きたいという気持ちを大切にするといっても具体的にはどうすればいいのでしょうか。単純です。
「生きたい」
と10回つぶやいてください。
それで、少しでも心が変わったと思ったらまた10回つぶやいてください。そして、また心が変わったら……という風に繰り返していれば、あっという間に100回は無心になって唱えているはずです。そうすると、ふっと気分が楽になります。
なぜかというと、誰でも「死ぬ」というのは究極の不安だからです。「生きる」という現状維持の方が実ははるかに楽なことだということを意識してください。死んだら楽になる、なんてことは嘘なのです。
バージョンアップ期間だと考えよう
パソコンもバージョンアップの時は働かない
パソコンのOSを更新する時のことを想像してみてください。全く何も作業できませんよね。そして本当に作業がすすんでいるのかどうか、外からはわかりません。しかし着々とバージョンアップに向けて動いているのです。
「死にたい」と思っている時も同じようなものです。「死にたい」という気持ちが進みすぎて、何もする気が起きなくなっているのも、あなたの心がバージョンアップしている証拠なのです。
あなたはもっと人に好かれる
「死にたい」というのは極限状態です。その状態を突破したあなたは、以前よりも強く優しくなります。そういう人は、当然人から好かれ、頼られる存在になります。ですので、今までの自分が嫌いだったとしても、今の状態さえ突破すれば、必ず以前よりも自分のことを好きになり、人からも好かれるということを信じましょう。
拙い文章ですが、「死にたい!助けて!」と思っているあなたの心に響かせることができたでしょうか。「死にたい」という状態は一時的なものです。「一時的」というのは人によって長短ありますが、必ず夜は明けます。「生きたい」と思う未来の自分のために、絶対に生きてください。
こんなまさケロンだけど、一度はつらすぎて「死にたい」と思ったこともあるんだよね。正直なんで乗り越えられたのかはよくわかってないんだけど、あの頃があったからこそ今、力強く生きていられるんだって思うよ。