みなさんにとって現実世界とは何でしょうか。
現実の定義は人によってそれぞれだと思いますが、本当の現実とは何なのでしょうか。
いま目に見えているものや音、感覚は本当に存在していますか??
一説によるとパラレルワールドが存在しているという説もあります。もしかしたら自分だけが今の世界に存在しているつもりになっているのかもしれません。
今回は現実についてのお話しです。
現実とは
現実とは、目の前に事実として現れているもののこと。
目の前の事実が現実だとしたら、自分の知らないことは現実ではないということなのでしょうか。
確かに知らないことは存在していないも同然かもしれませんが、知っている人からしたら確実に存在しているはずです。
例えば僕は地球の反対側にあるブラジルの人の存在を1人単位で認識はしていません。てことは僕の現実には現段階で、ブラジルの人は存在していないのでしょうか。
今のは極端な例ですが、そのくらい現実の定義は曖昧なものだと思います。
パラレルワールドとは
パラレルワールドとはある世界から分岐し、それに並行して存在する世界を指す。他の呼び名を並行世界という。(Wikipediaより)
現実の話になると一緒に出て来るパラレルワールドですが、実際に存在しているかしていないかは判断ができません。パラレルワールドと現実世界を行き来できる人がいれば話は別ですが、僕の現実には存在していません。
よくアニメや映画でも取り上げられていますが、実際にパラレルワールドは存在していると思います。
僕は詳しくはありませんが、自分たちが生きている世界だけが存在している世界だなんて都合が良すぎる解釈だと思います。
目に見えるものが全てですが、目に見えないものも存在していると思っています。
面白い仮説
水槽の脳
今僕たちが見ている世界は、水槽に浮かばされた脳みそに見せられてる世界という仮説。
特殊な保存液に脳を保管し、脳の神経細胞に電極を繋ぎ、高性能なコンピュータで操作すればあたかも現実に生きているような意識が生じるという理論です。
今僕が見ている現実や感覚、そしてこの文字を書く行為は全て電気信号により、やっている感覚にされているだけなのかもしれません。体験させられているが正しい表現でしょうか。
僕たちは生きている体験をさせられているのかもしれません。
シミュレーション世界
先ほどの水槽の脳の話とつながると思いますが、僕たちがゲームをやっているのと同じで、誰かが僕たちの脳を使ってシミュレーションゲームをしているかもしれません。僕たちは見えない何かの一つのコマみたいなものという考えです。
僕たちを操っている種族は人間では無いかもしれませんし、人間かもしれません。そしてその僕たちを操っている種族もまた操られた存在かもしれないのです。
そんなことは無いと言いたいと思いますが、無い根拠もある根拠も証明できないのです。僕の脳は今操られてるなって感覚を持っている人はいないと思いますから。
すでにバーチャルシミュレーターは開発されている
僕たちが今生きていると思っている世界でもバーチャルシミュレーターの開発が進んでいます。
Dexta Robotics社が開発した【Exoskeleton】は、仮想空間で感じた感触をユーザーにフィードバック出来るものです。
現段階で感触がフィードバックされ、今後急速に発展をし続けるコンピューターの技術と合わせて想像すると、水槽の脳の話も納得してしまうことではないでしょうか。
僕たちは存在しているのかわからない
結果的に僕たちが存在しているかもわからないという結論になってしまいました。仮説を仮説で証明しても仮説のままですし、何か特殊な技術でも開発されない限りはこのままうやむやな世界を生きることになると思います。
しかし、今存在していると信じてやまない世界を、全力で楽しんでみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
こればっかりは人生終わってみないとわからないかな〜というかわからない方が面白いかも。