皆さんもピラミッドの存在は知っていますよね。エジプトにある世界遺産登録物件の一つです。気が付いたらピラミッドの存在を認識していて、なんとなく不思議な建物で、なんとなく観光してみたい、そんな認識だと思います。
建設方法やその形から謎が多い建造物、今回はその謎について追っていきます。
ピラミッドとは
エジプトや中南米にある四角錐状の巨大建造物の総称。
もっとも有名なのはギザの大ピラミッド群で、世界で最も有名な遺跡の一つ。
このギザの砂漠にある三大ピラミッドが有名で、
- クフ王
- カフラー王
- メンカウラー王
が埋葬されたところです。この三大ピラミッドはスフィンクス像に守られています。
三大ピラミッドは「お墓」ということになります。
いつ作られたのか
ピラミッドは結構な数存在していますが、最古のものは紀元前27世紀中頃と言われています。紀元前27世紀は今から4700年ほど前になりますので、ものすごい長い時間残っていることになります。
紀元前27世紀から始まり、その後約1000年の時間をかけて現在のピラミッドの数になっています。
ピラミッドはどうやって出来上がったのか
石を積み上げて作られた??
ピラミッドの石の重さは平均して2.5tもあり、重いものは50t近くあるといわれています。この石を200万個近くも使っているんです。三大ピラミッドの中で一番高いのはクフ王のもので、高さはなんと146.6mになります。
この大きくて重たい石をどうやってその高さまで運んだのでしょうか。もちろん重機もないですし、現代のような足場もありません。何か特殊な足場を組み建設したのでしょうか。
積み方に関しては現段階では仮設しかありません。
またその仮説も仮説のまま終わってしまっています。
ピラミッド建設用の石はどこから??
ピラミッドの建設には石灰岩が使われています。この石はピラミッドから約1kmほど離れた石切場から運んだとされています。運んだルートはおそらくナイル川経由とされていますが、運んだ経路も謎に包まれたままです。
建設にかかる時間は200年!?
ピラミッド建設には幅広い仮説があり20年〜200年となっています。
20年の仮説ですと恐ろしいスピードでブラック企業顔負けの労働を強いられてしまうそうで、現実的ではないとされています。ですがピラミッドの数も数ですので200年かけていては到底今の数まで増えないわけです。
200年かけて完成させるのであれば、同時進行でいくつものピラミッドを建設していたことになりますが、人も相当必要になります。一体どんなペースで作られていたのでしょうか。
作業員は囚人や奴隷ではない
ピラミッド建設といえば、奴隷が指揮官に鞭打たれながら働いているイメージを持っている方もいると思います。しかしピラミッド建設に関わっていた人は奴隷や囚人ではなく、しっかりと報酬をもらう作業員が働いていました。
報酬が出ないと作業員がこないため建設が進まないので、管理していた側もしっかりと報酬を出し、いい関係性で過ごしていたそうです。
現代の会社と従業員のような関係が昔からあったということです。
ピラミッドのここがすごい
内部の温度は常に20度
ピラミッド内部の温度は外の気温が何度になっても20度に保たれています。
これは地球の平均温度とされています。
これは偶然なんでしょうか、ピラミッドに関わっている数字なので偶然なのか必然なのかわかりません。
ピラミッドは耐震がバッチリな構造
ピラミッドの四角錐の四隅にある石には衝撃を吸収する役目があるそうです。このころから耐震を意識して作っていたのでしょうか。
ピラミッドは謎の塊だった
いかかでしたでしょうか。現段階でも解明できない謎の多い建造物になっています。現代人よりものすごく知識が発達していたか、魔法が使えたかとかそのくらいの話になってきてしまいそうです。
謎が多いからこそ神秘的な何かを感じることが出来るかのかもしれません。
ご覧いただきましてありがとうございます。
記事を読んでも結局は謎だらけなピラミッド。宇宙人か未来人が作ったんだなきっと!!