2月生まれ バレンタイン

2月の誕生日プレゼントにもオススメ!チョコレートのお話

Written by すずき大和

チョコレートといえば、日本では「バレンタインデー」のシンボルです。お正月を過ぎた頃から、街はバレンタイン商戦の風景で溢れかえります。

普段は、駄菓子やコンビニおやつのような日常スナック的な商品が主流ですが、この時期だけは、お手頃なものから高級品まで、ちょっと特別感のあるパッケージに入った、プレゼント向きの商品がたくさん並びます。期間限定の珍しい商品や、他の贈答品とのコラボ企画も様々に出てきます。

最近は、「友チョコ」「自分チョコ」が、かつての「義理チョコ」をしのぐシェアとなっているため、女性向け商品の品揃えもかなり力が入っています。「逆チョコ」用に男性客も買いやすい売り場になっています。

そんなわけで、年齢性別を問わず、誕生日プレゼントとしても、そんなスペシャルチョコギフトが選ばれることが増えているようです。2月の誕生日プレゼントとして、今はチョコレートは“押し”なのです。



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みんなに愛され続けるチョコレート

チョコレートの人気は特別!

バブル崩壊以後、生活必需品でないちょっと贅沢な楽しみに関する消費は、どんどん落ち込みました。お菓子業界でも、多くの品目の売り上げは、この30年ほど、ダウン傾向か横ばい状態です。

そんな中、唯一ずぅーっと右肩上がりに消費拡大してきたのがチョコレートです。

「日本チョコレート・ココア協会」が出している、平成28年のお菓子の種類別小売金額の数値を見ると、チョコレートが、単価の高い和菓子やケーキなども、売り上げ個数の出るスナック菓子なども上回り、1位の売り上げ品目となっています。

消費の伸びを反映し、国産チョコの生産量の増加傾向は、目を見張るものがあります。生産量だけ見ると、日本は今では世界有数のチョコレート生産国のひとつです。

世界一チョコ好きはヨーロッパ人

世界で一番チョコレートを食べている国は、近年毎年入れ替わる傾向があります。

競っているのはヨーロッパの国々です。

2015年の統計では、生産量2位、消費量トップはドイツでした。国民1人当たりの消費量は、1年間で11.7kgです。ちなみに日本は、生産量は多いのですが、1人当たりの年間消費量は2.01kgに過ぎません。

ドイツの他、フランス、イギリス、イタリアなどの経済国や、ベルギー、スイスなどの有名メーカーが並ぶ国の消費が目立って高く、欧州はチョコレート大国といえるでしょう。

ヨーロッパがチョコ好きになったわけ

カカオは南米原産です。古代文明の社会では、既にその効能が高く評価され、

「神の食べ物」

といわれていました。貨幣の代わりにカカオ豆が使われることもありました。

カカオポリフェノールは活性酸素をやっつけ、疲労回復や血管機能の健全化に大きな効果があります。当時は薬としてすりつぶしたカカオ豆を食べていました。

16世紀、スペインの侵略を機に、カカオはヨーロッパに伝わります。
最初の100年くらいは高貴な人たちの間で、からだにいい薬湯の感覚でココアのようなものが飲まれていました。やがて、チョコレートの加工技術が確立すると、ちょっと贅沢なし好品として人気が高まり、だんだん庶民の間にも広まっていったのです。

ヨーロッパ人は今もチョコレートに対して「からだにいい」イメージが強く、子供にも積極的に食べさせます。サプリメントみたいな感覚でしょうか。年間10kgなんて軽く消費してしまうのでしょう。

日本の人気はポジティブイメージ戦略の結果

転んでもタダでは起きなかったチョコ業界

義理チョコ消費が一時期より減少し、ダイエット志向が高まって「チョコは太る」と敬遠されたこともありました。が、消費が順調に伸び続けたのはなぜなのでしょう?

バブル後の経済停滞時代、人々はとことん無駄遣いを無くす代わり、本当に価値があると思える、チープではない良品を見極めて買い物をするようになりました。

チョコレート業界は、その“付加価値”のイメージ戦略を徹底して打ち出します。

この30年、チョコレートのパッケージは本当におしゃれになりました。また、安価な商品でも、美味しくないものはどんどん淘汰されていきました。

バレンタインの「友チョコ」「自分チョコ」の販売促進は、

“義理ではない、本当に大切なものために、心と身体を癒す優しいお菓子”

というイメージを高めました。

“スナック菓子は無駄遣いや不健康な気もするけど、チョコならやましくなく買える”

そんなポジティブなイメージのお菓子になっていきました。

カカオ比率がどんどん高まる

特に、近年目立つのは、味もさることながら、カカオ効能イメージ押しの商品が相次いで発売されていることです。カカオの割合の高い、甘さを抑えたものや、ハーブなどをブレンドし、より効能を高めた商品は、健康志向の高まりを上手に捉え、ますますチョコレートを買う意識を前向きにしました。

日本もだんだんヨーロッパ並みの「からだにいいお菓子」感覚が広まっています。

チョコが虫歯の原因になるとか、太るとかいうのも、砂糖のせい、という認識も広まっています。オリゴ糖やハチミツを使ってヘルシーさをアピールする商品もあり、メタボなおじ様や、ダイエットが気になる女性のプレゼントにピッタリです。

2月は様々な商品を選ぶことも楽しめます。おしゃれでヘルシーなチョコをぜひ誕生日プレゼントに添えてあげてください。

まさケロンのひとこと

競い合ってたらなんかすごいものができたっていう典型だよね、チョコレート。
大好きなんだよな~。

masakeron-love


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筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。