「確定申告の時期になりました…」この言葉は誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
でも、会社勤めの人は確定申告の意味がよくわからない。
たまに野球選手や芸能人が確定申告に出向いている映像が流れるので、
程度の知識の方って多いですよね!?
今回から数回にわけて、個人事業主になりたてで確定申告がさっぱりわからない、いずれ独立をめざしている、副業での収入が結構あって確定申告をしなければいけないと聞いたけどどうすればいいかわからない、という方のために
個人事業主の確定申告
について基礎から説明したいと思います。
そもそも確定申告ってなに!?
そう、まずはこの基本から。ものすごくカンタンに言うと、確定申告とは、一年の所得を「確定」して税務署に「申告」すること。
これをふまえて少し具体的にみていきましょう。
確定申告ってなんのこと?
納税者が自分で、その年に生じた所得とそれに対する所得税額を計算して確定し、納税すべき税額を税務署に申告する手続きをすること。いわゆる申告納税制度に基づくしくみ。
確定申告っていつするの?
毎年2月16日から3月15日までの一ヶ月の間に前年の申告をします。
どこに行けばいいの?
住所地を管轄している税務署です。
確定申告をしなければならない人って誰?
個人事業主、不動産経営者の事業所得や不動産所得がある人、年金などの収入がある人、土地、建物などを譲渡した人など、その年になんらかの収入があった人。
っとここでまたよくわからない言葉がでてきましたよね。
所得控除ってなに?って思った方いませんか?
このページは超初級編ですからそれで全く問題ありません!
一緒に賢くなりましょうね。
ということで所得控除について。
所得控除って何だろう?
「所得」という言葉はすぐわかっても「控除」ってパッと説明できないですよね。
そう「控除」とは
という意味なんです。
ではこれをふまえて。
所得控除ってどういうもの?
をいいます。
この所得控除は、税負担をなるべく公平にするという目的があるんです。
例えば、よく聞く「扶養控除」。
これも所得控除の一種です。
年収が同じ世帯で夫婦2人の家庭と夫婦+小学生2人の家庭が、同じ税負担だったら、子供のいる家庭の方が苦しいですよね。
ですから、ここで扶養控除の出番です。
同じ年収でも、小学生のいる家庭は、まず所得から扶養控除分を差し引いてから、所得税の計算をするんですね。
すると払わなければならない所得税が少なくなる、というしくみです。
所得控除は扶養控除を含めて15種類ほどあります。
見落とすと必要以上に所得税を支払うことになりますから、しっかりチェックしておきたいですね。
確定申告の第一歩もまだ進んでない感じになりましたが、次回もこの続きです。
まさケロンも、確定申告のことようわからんかったけど、なんとなくわかってきた気がするで!