確定申告

確定申告メリットと基本用語の整理。まるわかり超初級編3

Written by ぽぷらこ

さて、前回、前々回とまったく確定申告を知らない方向けにお話をしてきましたが

「個人事業主の確定申告 まるわかり超初級編1」

「確定申告に必要なもの まるわかり超初級編2」

今回もその続きです。

まずは前回もでてきました、用語の説明から。



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基本用語の整理

源泉徴収

租税の徴収方法のうち、税を実際に負担する本来の納税義務者以外の第三者に租税を徴収させ、これを国や地方公共団体に納付させることを徴収納付といいます。

源泉徴収はその中でも、会社が社員の給料から所得税を天引きし、それを翌月10日までに国庫に納付することをいいます。

この、源泉徴収、基本的には毎月給料から引かれます。

つまり、サラリーマンはこの源泉徴収によって、所得税の仮払いをしている感じなんですね。

一年間の収入金額と扶養家族数などによってあらかじめ源泉徴収の金額は決められています。

それを本人にかわって会社が税務署に納税しているんですね。

源泉徴収表

その年の年収と、それに対して支払った所得税や公的年金、退職所得などが記載された書類

この、源泉徴収表を会社は2通つくり、1通は税務署にもう1通は従業員に渡すことになります。

年末調整

一年の収入に対して納付済みの税金に差額がでれば、還付もしくは追徴されること。

まあ、サラリーマンの確定申告みたいなものですよね。

源泉徴収で毎月支払っていた仮払いの税が最終決定され、多ければ戻すって感じです。

だいたい確定申告について調べていけば、源泉徴収と年末調整という言葉にぶつかりますが、意味をおわかりいただけたでしょうか?

個人事業主の確定申告

サラリーマンの方はこの源泉徴収と年末調整で納税ができているんですね。

ですから自分で考えなくても会社がかわりに納税してくれているという感覚です。

これに対して個人事業の方は、自分で整理して納付しないといけないんです。

一年間の稼ぎとそれに対して、病気や結婚や失業などなどの個人事情とを照らし合わせて、所得税を決定する、多すぎた人は返してもらい、少なかった人は払う、この清算が確定申告になります。

コレ、もしもサボると脱税となり罰則がありますよ。

確定申告をするメリット

確定申告はたとえメリットがなくてもしないといけないものなのですが、いくつかメリットが考えられます。

自分の収入を証明する所得証明や納税証明が貰えるようになる。

これ、意外と必要です。個人で部屋を借りる場合などは提出を求められます。

また、ローンを組みたいとき、お金を借りたいとき、奨学金をもらうときなどにも必要です。

確定申告をしていないと発行されません。

税金が戻ってくる

あくまで、源泉徴収などで事前に税金を納めた人に限られますが払いすぎた分が戻ってくる可能性があります。

確定申告によって社会的証明書がもらえるというのは大切ですよね。

信用問題につながりますから。

今回も基本でしたが、いかがでしたか。

言葉が慣れるまではややこしいですよね。

まさケロンのひとこと

確定申告を忘れたら罰則になるさかいちゃんとしいや!
俗にいう脱税ってやつやでぇ~

masakeron-oko


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ぽぷらこ