アメリカのコロラド州で回転草が大量発生しており市民の生活にも影響を与えているそうです。
コロラド州では大量発生した回転草がコロコロと転がっており道路を覆ったり、自宅の前に積もったりと生活にも影響が…。
しかも撤去しても撤去しても、撤去したそばから風が吹いて別の草が転がってきてきりがないとのことです。
今回はそんな回転草について調べてみました。
回転草とは?
日本人がが1番わかりやすい回転草といえばアメリカの西部劇に出てくるものではないでしょうか?
ガンマン2人の決闘シーンで風が吹き、ガンマンの足元を転がっているあの丸くて茶色っぽいやつあれが回転草です。
西部劇好きな方はああ!あれかとわかっていただけたのではないでしょうか?
オカヒジキ属
回転草はオカヒジキ属といい、
ロシアアザミやタンブル・ウィード
とも呼ばれています。
直訳すると回転草になります。
植物界被子植物門双子葉植物網ナデシコ目ヒユ科オカヒジキ属
に属しています。
主な分布地はアフリカとユーラシアで乾燥地や塩性地に生えていることが多いです。
球状に成長していき成熟すると風で茎が折れて転がっていきます。
こうやって転がっていくことによって種子を散らしていっています。
ちなみに1株で種は25万個もあるそうです。
アメリカでは1877年サウスダコタ州バナム群で最初に発見されました。
乾燥地帯でも育つことから乾燥地帯の家畜の餌になると考えられ現在でもカンザス州では栽培が行われています。
ちなみに中国の史記にも記述があり転蓬(てんぽう)と呼ばれています。
どのくらいの大きさなの?
大きさは様々ですが大きなものはなんと自動車と同じくらいの大きさになるために家の扉を塞いでしまったり、道も塞いでしまったりするようです。
しかもこの塊、トゲもあるとのこと。
それがコロコロ、コロコロ次から次に転がってくるんですからたまったものじゃありません。
アメリカの西部地方ではそのような光景が毎年見られるようですが、暮らしている人達にとってらまったくもって迷惑な話ですよね。
この駆除の為にトラックが出動しているそうですが、まったく駆除作業が追いついてないとのことです。
こんな映画にでています
転がっている回転草は動画などでみることができますが、映画では砂漠の流れ者や大いなる西部、TUMBLEWEEDS曠原の志士という作品などに出ているようです。
砂漠地帯や荒野が舞台になっている西部劇だとよく出てくるようですね。
もしこの時期アメリカの西部地方に行く機会がありましたらお気を付けください。
回転草って西部劇でよく見る、転がってく草の固まりかぁ~
あれが大量発生してたら・・・
邪魔そうやな・・・