パソコンを人質にとられる
300ドル払え
こんなメッセージが表示されたらあなたはどうしますか?
これが新種のサイバー攻撃
身代金型ウイルス
ご丁寧にも電子マネーでの支払方法まで表示されているそうです。
再起動程度では表示は消えません。
じゃあいわれたとおりにお金を支払えば解除されるのか?
これも怪しい。
まさにパソコンを人質に取られた形。
要求金額は300ドル程度
日本円で3万円ぐらいです。
復旧させるにはOSの再インストールが必要で、データの復元は絶望的。
ウイルスが仕掛けられたホームページを閲覧しただけで感染します。
特にサポートが終了したWindowsXPが感染しやすいと、情報セキュリティ会社は警告しています。
これまでは英語のメッセージだった
表示されるメッセージはすべて英語
英語が分からなくても雰囲気でウイルスに感染したことが分かるのではないでしょうか?
英語表示ということは攻撃対象が日本のパソコンではないと想像されます。
ところが今年になってから事態が急変しました。
日本語での脅迫文表示が確認されたのです。
日本語の脅迫文が確認される
3月頃から横行
情報セキュリティ会社の調査によると国内で1万5000件以上の同ウイルスの被害を確認していたが、3月頃から日本語の脅迫文が横行し始めたとのこと。
などと表示されるそうです。
要求金額は英語表示と同じ300ドル程度。
これは攻撃対象に日本も含まれることを意味します。
海外である程度の被害を出し、稼げたサイバー攻撃が富裕層が多い日本でも試される傾向が高い、と分析する専門家もいます
今後も増えていくことが予想されるサイバー攻撃
開催が決定した2020年東京五輪に向け、今後日本を目標としたサイバー攻撃が増えていくのではないかと指摘する専門家もいます。
新種のサイバー攻撃はウイルス対策ソフトではすぐに対処できないケースが多く、極めて深刻な問題です。
他のことに頭を使え
筆者は幸いなことにこれまで大きなウイルス被害にあったことはありませんが、このような話を聞くと怒りを感じるとともに、そんなスキルがあるのなら他のことに役立てろと考えてしまいます。
せっかくの技量や知識なのだから、人のために役立つよう心を入れ替えて欲しいと思います。
ホンマに、パソコンのウイルスを作るぐらいの技術があるんやったら、もっと人の役にたつことに使ったら良えのにな!