前回の記事、「スマホのセキュリティ対策。具体的に何をしたらいいの?」では、スマートフォンのセキュリティ対策についてお伝えしました。
そこで、セキュリティソフトをインストールしておいてくださいね。と言いましたが、具体的にどうしたらいいのかわからないですよね。
スマホ用のウイルス対策ソフトは何を選べばいいのか?その選び方をお伝えしていきたいと思います。
ウィルス対策ソフトの選び方
androidスマートフォン向けの無料ウイルス対策アプリはたくさんあるのです。目安として、「口コミなんかで良さそう」なんてものや「使いやすそう!」なんてものをダウンロードして使っている方も多いはず。
実は、このソフト、ほんとうにピンからキリまで多種多様なんです。とくに
は、インストールしていたとしても、ほとんど意味は無いんです。
スマートフォンの動作が重くなるだけなんてことも・・・!
いろいろ、比較検討してから選んでくださいね。
たとえば、価格.com なんかでも、無料セキュリティソフトが紹介されています。一覧になっていますし、見やすいと思います。
さらに、キャリアが独自に提供しているセキュリティ対策サービスもあるんですよ。
ドコモは「ドコモあんしんスキャン」、ソフトバンクモバイルは「スマートセキュリティ powered by McAfee」を提供しています。
ドコモは無料、ソフトバンクは月額315円の有料サービスで、どちらも申し込みは不要だそうです。KDDIはauスマートパス内で「ウイルスバスター」を提供していて、スマートパス会員なら誰でも利用できるみたいですよ。
詳しくは、それぞれのキャリアに問い合わせてくださいね。
アプリのダウンロードには注意が必要なのです。
大変便利なアプリが数多く利用できてしまうスマートフォンですが、アプリの中には、非常に危険なものも潜んでいるのです。
主なアプリのダウンロード先を紹介しましょう。
まずは基本、Googleの運営する「Google Play」。(Android)
実は、ここ以外からもアプリをダウンロードできるのです。それらのアプリは通称、“野良アプリ”と呼ばれています。
Webサイトなどを通じて提供されていますが、非公式のものはウイルスに感染する可能性があり、危険です。
よほど信頼できる配信元でない場合はなるべく利用を避けてくださいね。
そして、Google Playで配信のアプリにも、端末内の個人情報を抜き取る悪質なアプリが配信されていたりするんです。その原因は、審査なしに登録されたアプリが多いためと言われています。
ですが、その分、自由度の高いアプリが配信されていることがメリットであることも、事実なんですよね。もしも問題が発覚した時は、Google側が公開を止めるという対策を即座にとってくれます。
Google Playからアプリをダウンロードする場合は、著名な開発元の配信するものや、定番となっているアプリだけにしたほうが安全です。
それから、アプリのダウンロード時に必要とされる権限をチェックしてくださいね。
権限に不信感を抱くようなら、ダウンロードするのをすぐに考え直してください。
安全性をまず重視!というかたには、キャリアの運営するアプリマーケットが一番よいでしょう。
NTTドコモは「dマーケット」、KDDIは「auスマートパス」を提供しています。
どちらもアプリの審査をキャリアが行っていて、キャリア課金に対応しています。
ソフトバンクモバイルはGoogle Play内に「ソフトバンク ピックアップ」というコンテンツを用意していて、キャリアがオススメのアプリを選定しているようです。
2012年冬以降に発売された端末にはアプリポータル「Yahoo!マーケット」がプリインされています。
Yahoo! JAPANのスタッフが厳選した安心・良質なアプリをダウンロードできるので、そちらを利用するのもよいでしょうね。
パソコン以上に、お金になる!と、悪質な犯罪者が手ぐすね引いている状態の現在のスマートフォン事情。普及して、まだ歴史が浅いのも原因のひとつでしょうね。
高度なセキュリティ技術も、これからどんどん開発されていくでしょうし、それまで、自身できっちり、身を守ることも重要なことだと思います。
便利で魅力的なスマホ。安全に、楽しく使っていきたいですね。
携帯を買った時とかについてくるものもあるし、わざわざお金を払って良えもんにする必要は無いってことやねぇ~