毎年春に発表される「新入社員のタイプ」
はやりのキーワードで表現
毎年春に公益財団法人の日本生産本部が発表する「今年の新入社員のタイプ」平成26年度は
自動ブレーキ型
だそうです。
なのだそうです。
要は能力はあるけれど危険は冒さない、ということを言いたいのでしょう。
なるほど今時の新入社員を象徴している部分はあるのではないかと思います。
この
今年の新入社員のタイプ
は、流行のキーワードを取り入れてちょっぴり批判的に新入社員を象徴するものです。
過去にはこんなものも
過去にはこんなものがありました。
ロボット掃除機型(2013年度)
一見どれも均一的で区別が付きにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回る。
しかし、段差に弱い。
これは効率よく会社訪問を行うがプレッシャーに弱いということを表しています。
ETC型(2010年度)
性急に関係を築こうとすると直前まで心のバーが開かない。
人とのコミュニケーションが苦手であることを表現しています。
発光ダイオード型(2005年)
電流を通すと、きれいに光るが決して熱くはならない。
ちゃんと指導すればいい仕事をするが、どこか冷めているという特徴を皮肉っています。
一部に批判あり
この新入社員のタイプについては否定的な意見もあります。
レッテルを貼ってはいけないというものです。
ひとはそれぞれ個性をもっています。
上司や指導する立場のひとたちがそのことをよく分かっていないと、
と簡単に判断することになりかねません。
そもそも冒険を避ける傾向というのは人の性格に起因する部分が非常に多いと思います。
新入社員にのみ見られる傾向ではありません。
課長、部長という役職に就いているベテランだって、極言すれば社長だって、危険を冒さない性格の人はいっぱいいると思うのです。
がんばれ新入社員
どんなに偉くても最初は新入社員
一種のしゃれだととらえましょう。
だいたい新入社員とはとかく色眼鏡で見られがち、いまベテランで後輩を指導する立場にある人だってさかのぼれば新入社員だったのです。
色眼鏡で見られたり、経験が足りないというだけで、苦い思いをして今の地位を得たのです。
通過儀礼のようなものを何度も経験してノウハウを蓄積し、結果を出してきたのです。
新入社員のみなさん、まだまだこれからです。
いずれあなた方の時代がやってきますよ。
がんばれ!
タイプという枠をぶちこわせ
○○タイプといわれるのであればその枠を壊して進めばいいのです。
自分はそんなひとつのタイプで語れる人間ではないということを証明しましょう。
それには時間がかかるかもしれませんが、あなた方は時間をいっぱい持っています。
これは大きな強みとなりますよ。
枠組みにとらわれない考え方っていうのは、今後の世の中で武器になるものやと思うわぁ~
子どもの頃って、こういう考え方ってのが簡単に出来たと思うねんけど・・・
悪い言い方したら「常識知らず」って言うんかなぁ~
でも、枠組みにとらわれない考えが良い方向に流れるきっかけにもなるんやで!