ゴールデンウィークが終わるとしばらくは腰を据えて仕事に取り組む時期に入ります。
新入社員も所定の部署に配属されてじっくりと仕事を覚えていく時期。
そんな新入社員の扱い方、コミュニケーションの取り方に頭を悩ます上司や先輩も多くなってきます。
個人対個人のコミュニケーションが必要となってくるこれからの時期、悩みを抱え込まないようにあらかじめ新入社員の特徴を知っておくというのもひとつの手です。
毎年春に発表される「新入社員のタイプ」
公益財団法人日本生産性本部が毎年春に発表している
というタイプ付け。
流行りのキーワードと説得力のある解説で、
なんて思わず納得させられてしまいます。
ちなみに、2014年は車を自動的に停止させるという注目の技術にちなんで
自動ブレーキ型
高性能技術、つまり頭の回転は早く情報収集力には長けているが、ぶつかる前に止まってしまう、失敗を避けて安全な範囲でのみ活動し
あたってくだけろ
という精神に乏しいという特徴を表しています。
上司からすると少し物足りなさを感じるんですね。
2013年はロボット掃除機型
2012年は奇跡の一本松型
2011年は震災の影響で発表は自粛され2010年はETC型
というふうに毎年クスッと笑え、ちょっと納得できるようなスタンスで発表されています。
マクロの目とミクロの目を持つ
もちろん、この発表されたタイプに周りの新入社員すべてを当てはめて対応するのは問題ですが、マクロの視点を持つにあたって参考程度にしてみるのはいいのかもしれません。
いつの時代も新入社員とは変人扱いされやすいものですし、一方、上司からすると感覚のギャップに戸惑って未知の世界の人に見えてしまうものですからね。
その時代の若者全体の特徴をマクロの目で掴み、その後さらに細分化された特徴をミクロの目でみるというこの2つの目をうまく使いわけることが、感覚の差があり分かり合えない部分が多いもの同士が共同作業をするためには必須です。
自分の価値観だけで判断しない
現在の40代、50代の方が育った環境と20代が育った環境は全くといっていいほど違います。
ネット世代、ゆとり世代といわれる20代と根本的に感覚が違ったとしても当たり前….
という寛大な心持ちでいることがストレスをためない秘訣です。
この事実を前提に、うまく社会人として成長させていく方法を考えることがお互いのストレスを最小限にとどめてくれます。
新入社員に、イライラ、ガミガミうるさい先輩や上司になってしまってはこの先、真っ暗ですので、社会人先輩の方が「違い」を意識して認識することで最悪の状況を避けるようにしましょう。
やっぱり、人とのコミュニケーションを上手にやる方法としては、他人の価値観を受け入れるってのが一番やないかなぁ~
自分の価値観を押し付ける人は、上手くやっていけんと思うわ・・・