銃器の所持
悪魔にも神にもなれる道具
世界中で唯一銃を所持したがらない民族がいるという話を聞いたことがあります。
それは
ベトナム人
だというのです。
ご存じのようにベトナムの人々はベトナム戦争でさんざんひどい目に遭いました。
銃というのは彼らにはその象徴なのでしょう。
だから所持したがらないというのです。
何十年も前の何かで読んだ話、真偽のほどは定かではありませんが、つじつまは合っていますし、事実だと信じたい。
日本も戦争でひどい眼にあったはずなのに、
もちろんそれは一部です。
ベトナム人の中にも銃を持ちたがる人がいるかもしれないことは否定できません。
さてアメリカは以前ほど盛んではないものの、世界有数の銃社会です。
自分の身は自分で守る、西部開拓時代から続く、それは伝統なのかもしれないと筆者は考えます。
銃を持つものは悪魔にも神にもなれるという言葉を聞いたことがあります。
ちょっと宗教がかってくるので、こう言い替えましょう、
銃が人を殺すのではなく、人が銃で殺す
自分の身を守るために銃口を向けるのか、相手を殺すために銃口を向けるのかは引き金に手をかけている本人に委ねられています。
今回、3Dプリンターで拳銃を製造、所持し逮捕された容疑者はこのことがわかっていたのでしょうか?
「違法とは思わなかった」
銃の製造正当化を主張
容疑者は逮捕後、銃を製造したのが自分であることは認めたものの
と証言しています。
そんなバカな話があるのでしょうか?
逮捕のきっかけとなったのは容疑者のインターネットへの投稿です。
屋外で拳銃のようなもの(今となっては拳銃以外のなにものでもないのですが)を撃っている動画を投稿したのです。
どうやらそれは空砲だったようで、今のところ容疑者の自宅などから実弾は見つかっていません。
法に触れるような行為を堂々とインターネットに投稿しているのですから、本気で違法だと思っていなかったのかもしれません。
ただしその後の調べで、twitterにたびたび
などと投稿していたことが判明しています。
違法だと思っていたのでしょう?
矛盾がありませんか?
人を殺さないと断言できるのか?
筆者も銃マニアであり、エアソフトガンを複数所持している立場からいわせてもらえば、銃マニア銃器に憧れているだけなのです。
昔みたロボットアニメに出てくる巨大ロボットにあこがれているのと同じ。
少なくとも筆者はそうです。
だから自分が許せるのです。
子どものころ、銀玉鉄砲で撃ち合いごっこをした延長なのです。
ごっこなのです。
筆者はサバイバルゲームは一切しません。
ですが、もしサバイバルゲームでは必ず相手チームに勝つので戦争に行っても自分は生き残れると考えている人がいれば筆者は許しません。
さて銃マニアの場合ある瞬間から本物が欲しい、という欲求は必ず起こります。
ですがそれは無理な話なのです。
日本は銃の一般所持を禁止しています。
自分で自分の身を守る必要がないからです。
許可が必要ですが狩猟目的なら散弾銃が一般に考えられているよりずっと簡単に所持できます。
でも拳銃は全面的に禁止です。
まずルールを守りましょう。
今回の容疑者は
と主張していましたが、その結果が今回の逮捕なのです。
まさケロンは、銃があると争いしか起きないって思ってる。
「カッコいい」って思う事もあるかもしれへん。
でも、そこで気持ちを留めとこうや。