富豪が仕掛け人
「Hideen Cash」
サンフランシスコの街を舞台に、100ドル札などを公共の場所に隠し、ツィッターで隠し場所のヒントを公開、市民に探してもらおうという、一種の宝探しゲームを始めたのです。
実際に100ドル札や封筒入りの20ドル札数枚が街のあちこちで見つかっており、1日あたりの総額は1000ドルほど。
Hideen Cash
というタイトルのツイッターの専用ページには続々と「宝」を捜し当てた市民の報告があがってきています。
「人々を笑顔にしたい」
「Hideen Cash」の仕掛け人は匿名の人物
不動産投資家で米国内でも上位の富裕層に入る人物とのこと。
CNNとの電話インタビューで、最近数千万円の利益につながる契約が成立したのをきっかけにし、富を社会に還元しようと思いついた、と動機を語っています。
彼は
と話しています。
人々を笑顔にしたいという仕掛け人の試みは見事に成功
今後も無期限で続けていきたい
と仕掛け人はうれしそうに話しています。
この運動が広がっていくことを望んでいる
フォロワーは7万人
27日の時点でHideen Cashのフォロアーは7万人に達しています。
なかには生活のためにお金が必要と訴える投稿もあるそうですが、仕掛け人は
と話しています。
また全米の他の富裕層もぜひ実行して欲しいと語っているそうです。
お金は流すもの
富とは川の流れのようなものだという言葉を聞いたことがあります。
一般的なお金の運用方法といえば貯めることです。
もし、あなたが仕掛け人のように数千万円の利益を得たならば、どう運用しますか?
貯蓄に回したり、ちょっとリッチな買い物をしたりしませんか?
そうです、ほとんどの人は自分のために運用するでしょう。
これは水槽に水をためているようなイメージです。
水槽の中の水は足さないと増えません。
しかし富豪はこう考えるのです。
と。
真の富豪とはこの流れを作ることができる人、いえ、そのような動きが富であると気づいている人たちのことを指すのではないでしょうか?
今回の善意のゲームの仕掛け人は何の利益も得ていないと一般的には考えがちです。
でも仕掛け人は満足しているはずです。
人々の笑顔という大きな富が得られたわけですから。
自分には全くの利益がない、むしろマイナスや、ってのに人のために何かできるってのは凄いと思うわぁ~
将来、ここまではいけへんけど、これに近いようなことが出来る人になりたいな!