冬至 夏至
という言葉を聞いたことがあるという方は多いと思いますが、それがどんな日であるかご存知でしょうか?!
と心で呟かれた方、その通りです。
今でも冬至の日にはカボチャを食べたり、柚子湯に入る。
なんていう伝統が残っていますが、夏至にもさまざまな伝統が残っています。
日本では、夏至はすんなりと過ぎていく感じですが、北欧などでは盛大なお祭りが開催されます。
今回はそんな「夏至」について少しお話いたします。
夏至の意味って?!
二十四節気のひとつです。
夏至とは
という意味をもちます。
一年の中で、最も昼が長く夜が短く、正午のときの太陽の高さが一年で最も高い日です。
しかし、日本ではちょうど梅雨に入っていますので、夏至を強く実感することはあまりありませんよね。
日照時間の短い北欧では、昼間の最も長い夏至は、とても大切な日として盛大に祝われます。
夏至祭が催され、一週間ほどお休みになる国もあります。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは
全体を春夏秋冬の4つの季節にわけ、さらにそれぞれを6つにわけて、節気(せっき)と中気(ちゅうき)を交互に配しています。
日本の夏至
日本では夏至はさほど意識されませんが、それでも地域によってさまざまな風習が残っています。
関西の一部地域では、
また関東でも新小麦で焼き餅をつくって神様にお供えする風習が残っている地域があります。
また、日本でも主に北欧と関わりが深い地域で「夏至祭」が開催されています。
北欧の夏至
寒く暗い冬を過ごす北欧の人々にとっては夏至はとても大切な日。
祝日にもなっています。
クリスマスと同じ位、盛り上がる日です。
フィンランドでは、大きなかがり火を焚き、サウナに入るというのが昔からの伝統でした。
最近は、
- バーベキュー
- ボートに乗って出かける
- パーティーを開催する
などして祝われることが多くなっています。
フィンランドでは夏至祭の前日から夏期休暇に入る人たちが多くいるようですよ。
日本で有名な「夏至祭」というと、夫婦岩で有名な三重県鳥羽市にある二見輿玉神社の「夏至祭」ですよね。
夏至の日の早朝がから夏至祭が開催されます。
日々の生活に忙しく、季節の行事などはついつい忘れがちです。
しかし、季節の変化とともに様々な文化を育んできた日本ですので、私たちも季節を感じることを忘れないでいたいですね。
やっぱり季節を感じるには、日本に昔からある文化が一番やと思うわ!
その季節の文化を見たり、感じたりすることで、またこの季節が来たなぁ~
って思えるんとちゃうかな?