医療報酬が4月に改定
支払いが20円安くなる
4月の医療報酬改定を受けて、ツイッター上である裏技的な情報が拡散されています。
それは
というもの。
お薬手帳は処方された薬の名前や処方量が記録されている手帳のことで定期的に医療機関にかかっている人にとってはなじみのあるもの。
筆者もお薬手帳を持っていますが、同じ薬の情報が何ページにも渡り記載されているだけで、素人目に見てはたして意味が有るものなのだろうかと常々思っていました。
薬局などは有効性アピール
これにたいし薬局などの医療機関はお薬手帳の有効性アピールを強化していく考えです。
薬の飲み合わせによる副作用事例などをまとめた冊子を作成中との報道もあります。
一方で
との声も上がっており医療者側にも責任があると考える向きもあります。
東日本大震災ではカルテが流されてしまった医療機関もあり、その際患者が持参したお薬手帳が診療の大きな助けとなった事例もあるため、決して無駄のものでは無いわけです。
しかしながら、通常は処方された薬の情報が羅列されただけの手帳ととらわれがち。
お薬手帳も医療記録の一部であるということが一般に認識されていないことが今回のような事態を招いたのではないでしょうか。
ツイッター上では
20円で安全が買える
今回の報道を受け、ツイッター上での反応を確認してみました。
この情報に賛同する声が多いと予想していたのですが、反して否定的な意見が多かったことが印象深かったです。
このようなツイートをみる限り、お薬手帳の意義は充分浸透しているといえるのではないでしょうか。
一方では手帳の電子化を望む声も多いようでした。
これを実現するためにはコストがかかるため、すぐには実現できないでしょうが筆者は電子化には賛成です。
いずれにしても薬の副作用や飲み合わせの問題は専門家でなければ把握することは困難です。
このことからお薬手帳は必要不可欠なものであるといえるでしょう。
拒否することは個人の自由なので否定はしません。
しかしながら、安全はお金に換算できないものであると筆者は考えます。
20円で、薬の副作用を知ることが出来たら安いもんやろ!
副作用が起きて、また病院に行くことになったら余計にお金かかるしなぁ~