純国産は夢のまた夢
Made in JAPANを見かけなくなった
最近、日本製の品物って見かけなくなりましたよね。
先日、靴下をまとめ買いしたのですが、
中国製
でした。
別に中国に偏見があるわけではありませんが、純国産のものってここ数年買ったことがありません。
以前テレビで海外産の食品の危険性について特集していたのを観たのですが、日本の現状をおもしろい形で表現していました。
純国産の材料だけで食事を作ると、
米とお湯だけ
になってしまいます。
お湯だけになってしまったのは実は味噌汁です。
味噌や豆腐の原料となる大豆は海外からの輸入が主流のため、純国産ということになるとお湯だけになってしまうというのです。
とはいえそこはテレビ番組です、多少の誇張はあるのでしょうが、根本的に純国産が影を潜めてしまったのは事実です。
純国産は不可能なの?
国産という漠然としたくくりでは一概に判断できませんが
先の例でいえば、高いお金を払えば純国産の大豆を原料にした味噌が手にはいるかも知れませんが、一般的な家庭の場合、毎日使う食材は出来るだけ安く購入すると思います。
そうなってくると輸入大豆を原料とした味噌にしか手が届かないのではないでしょうか?衣類などもそうです。
安価で品質のいい衣類を提供するブランドのものはほぼすべて海外で作られています。
たまに
純国産のデニム
などと国産を強く強調したものが発売されることがありますが、値段が微妙に高くて購入するのに及び腰になってしまいます。
家電製品などはほとんど海外の工場で組み立てられていると聞きます。
筆者が使っているパソコンも中国製です。
純国産最高級線香花火に予約殺到
価格は驚愕の一万円
今や希少価値が高くなってしまった
純国産製品
と聞きます。
そんな時代はもう戻ってこないのでしょうか。
ものづくりの得意だった日本人の栄光は過去のものになってしまったのでしょうか。
そんな寂しい気持ちでいたなか、ある純国産製品が話題となっていると聞き、早速調べてみました。
その製品というのは線香花火です。
花火は日本独特の文化
世界でも一目置かれている高度な技術の結晶です。
花々(はなはな)
という日本らしい名前の線香花火は使用する
- 火薬
- 紙
など材料はすべて純国産のもの。
一本一本職人さんの手で縒り上げられた逸品。
なんと価格は
40本入りで驚きの一万円。
線香花火で一万円とは大きく出たものですが、それだけの価値はあると注目を集めているそうですよ。
この線香花火は桐の箱に収められています。
ハゼの実から抽出されたロウで出来た和ろうそくと九州の山桜で作られたろうそく立てが付属されています。
作っているのは福岡県みやま市にある
筒井時正玩具花火製造所
です。
ちなみに日本の純国産線香花火の製造所はここも含めて3つしかないそうですよ。
予約殺到、入手困難
一万円という規格外の価格のため、買う人はあまりいないのではないだろうかと思う無かれ。
なんと予約が殺到しており、現時点で即入手はほぼ不可能。
ちょうど夏休みだし、話の種に買ってみるかと思っても今からでは間に合わないほどの人気ぶりだそうですよ。
Made in JAPAN
の復権のきっかけになるといいと、筆者は思います。
確かに、日本製のものってほとんど見いひんなぁ~
日本の文化を海外に伝えるためにも、日本製の物を増やしていかんとアカンな!