代行の業務というと弁護士や会計士が行なう分野の業務と思っていませんか?
最近の代行の仕事は、とても幅広い内容になっているのです。
一番メジャーなのは運転代行ですよね。急な都合でお酒を飲んでも、運転代行を頼めば大丈夫。
次の日も車で出勤することが可能です。これは便利ですよね。
どんなサービスなの?
ちょっとの困った・・・にも対応
ほかにも、こんなものがあります。
- ゴキブリ退治
- 草むしり
- ゴミ捨て
- 粗大ごみの処理
- どぶ掃除
- 大工仕事
- 庭木の剪定
- 家具の移動
- 遺品整理
などなど。
高齢者世帯にとっては助かりますし、女所帯にも有難いことです。
でも、これって中途半端に終わらせられたら困るものばかり。
どんな料金設定になっているのでしょうか。
その料金設定とは
と、もし家具の移動やゴミ捨てなんかを途中で終わらせられたらたまりません。
また草むしりなどは草を抜いた後に、そのゴミ処理も必要です。
それは草むしりの業務に入っているのか、別料金になるのかも確認しなくてはなりません。
細かく確認することがトラブルを防ぐ
そう思うと料金設定は、とても気になるところですよね。
代行業務の料金設定は、かなりバラつきがあるのですが、平均的には1時間スタッフ1人分の代行業務料金が3000円程度からと思って下さい。
その代行業者によっては、出張料金を別に払わなければならない場合もあります。
料金のことについては、しつこいぐらいに事前に細かく確認しましょう。
後になって、「こんな筈じゃなかった」ということにならないように。
人をレンタルする
バランスが取れなくて
なかなか面白い代行業務もあります。
結婚式などの冠婚葬祭で、人数合わせの為に利用するパターンも。
特に結婚式などでは、両家の人数がそれぞれ程良いバランスになるとは限りません。
中には大きく開いてしまうケースも出てきます。
人数合わせに利用するケースも多いらしい
そんなときに、この代行業務を利用して、人数が足りない側の親族や友人を演じてもらうというものです。
その人達が持参するご祝儀は、もちろん依頼主持ち。
スピーチ、受け付け、余興を依頼する場合は別途料金がかかります。
便利といえば便利ですが、
なんて考えちゃうと、ちょっと複雑な気持ちにもなってしまいます。
核家族・単身世帯が増えたから
わりと需要が高いのが、レンタル家族、安否確認、モーニングコールサービス、カメラマンなど。
これらを見ていると、家族の人数が少なくなっていることを実感します。
核家族、単身世帯が増えているから需要があるのでしょう。
家族の代わりに
『レンタル家族』とは、まさに文字通り、家族の代わりをするサービスです。
子どもの参観に行けなくなった時に、代わりに行って撮影してきてもらったり、兄弟児の学校行事が重なった時などにも使えます。
また家族の代わりになって話し相手をしてもらったり、一緒にご飯を食べてもらうようなサービスもあるそうです。
価値観はそれぞれだから
多忙な人にも人気が高い
また、
- ママさんバレーの試合の人数合わせ
- 運動会の場所取り
- 行列並びの代行
- テレビ番組の録画代行
- 墓参り代行
- 迷いペット探し
- 女性や子どもの送迎
- 洋服選び
- 犬の散歩
など、ちょっと意外な代行業務の人気が高くなってきています。
いざという時の為の安心を確保している
それらの業務と料金を比べて、高いと見るか安いと見るかは価値観によりますが、いざという時にはこういうサービスを利用すればいいのだと、保険のように考えられれば、『安心』という価値も手に入れていることになるのかも知れません。
切なる思いを
高齢化社会・単身世帯の増加が加速するこれからの時代。
このような代行サービスは更に多岐に渡り、増えていくことでしょう。
それが価格競争に繋がり、サービスの低下や悪質なものが増えるようなことにならないでほしいものです。
本当に困っている人の、お金を払ってでも何とかしてほしいという切なる思いが踏みにじられることがないよう、社会全体で見守っていけるようになればいいと願っています。
こういった代行サービスが増えていくってことは、それだけみんな「お金」よりも「時間」が欲しくなってきてるってことなのかな~。「安心」してお願いできる業務の範囲が広がるといいね!