夢占いはすべて
「予知夢」
という夢の種類にあるものです。
一般的に、夢のうちの10%ほどが占いに使える「予知夢」で、それ以外は脳の記憶を整理したり、体の状態を表したり、強く考えたことがそのまま夢に出るといったもの。
ほかは
夢診断・夢判断
という言い方をします。
今回は、占いの源となる不思議な「予知夢」について見ていきましょう。
予知夢は本当にあるの?
宝くじが当たった人の夢
宝くじが当たったという人をテレビ番組でたまにみかけます。
すると、
とコメントする人がいました。
これは本当なのでしょうか?
半信半疑の人もいると思いますが、予知夢として十分にあることで、理にかなったものといえるのです。
宝くじが当たったらどんなに素晴らしい人生が待ってるだろう!
と誰もが想像しますよね。
大金を手にして、人生を謳歌するのはみんなの夢。
宝くじの高額当選は、人生や考え方、人との関わりまで変える可能性があるんです。
夢は、その人の意識(考え方や人生そのもの)に大きな影響を及ぼす出来事があるとき、現実に起こることを察知して知らせているのです。
お金が入れば、身の回りにあるモノが変わる。出かける場所が多くなる。
そこで会う人が多くなる。何より、人生が楽しくなること間違いなし!
それだけ自分の考え方(意識)に影響するといえるでしょう。
つまり、これまでの自分とは違う生活をし、違う人格になる可能性がある。
夢は心の生命維持装置で、脳や意識が大きく変わるとき、その生命が壊れないように、あらかじめわかっていることを伝える役割をすると言います。
全体の夢のうちの10%がこの予知夢にあたるようなので、夢は常にチェックが必要です。
もしかしたら、人生を変えるビッグチャンスが待っているかもしれません。
夢はいつもチャンスを探してる!
私たちは起きている間に五感でものをとらえていますね。
- 見たり
- 聞いたり
- 触ったり
- 味わったり
- 嗅いだり
これらの情報はあたまに記憶されて整理されていきます。
こうやって起きている間に脳が働く、それが「意識する」ということです。
しかし、「意識」と一緒に働いている存在がもう1つあります。
それが
「無意識」
です。
「無意識」は、五感でとらえきれなかった物を勝手に探して、脳に記憶しているといいます。
見つけた物、その形や色などすべて。
そして、出会った人も。
あるパーティーに行ったときに、大勢の中であなたが話した人は3人だったとします。
しかし、その後ろにあなたにとって有益な話をしたり、チャンスをくれる「運命の人」がいたとしたら。
「無意識」は、その人の存在を見つけて、
「運命の人が話したがっているという感情」
を察知し、寝ているときに脳に伝えているのです。
これが予知夢を見る仕組みです。自分の中にあるもう1人の自分が、いつもチャンスを探してくれています!
予知夢はすべてを伝える
予知夢はもう1人の自分からのメッセージ
「無意識」が自分にとって有益な情報を夢で伝えることが予知夢。
では、予知するのは、すべていいことばかりなのでしょうか?
そうとは言えません。
プラスとマイナス、両方のメッセージがあります。
自分の体や心に起きる出来事で、命を維持するために見せるのも予知夢ですから、トラブルから身を守ることもその役割なのです。
明日乗ろうとしていた列車がアクシデントに見舞われる、予約した旅先で災害にあってしまう、など。
自分の体と心に多大な影響をあたえることを知っていて、それを見せてくれます。
よく、嫌な夢を見た、後味が悪い夢を見た、と言って気になることがあります。
それが夢の10%にあたる「予知夢」であった場合、自分の命をつなげることになるのです。
自分の中にはもう1人の自分がいる。その存在が、私たちを守ってくれるのです。
「予知夢」が夢の10%ってことは、10回に1回は予知夢を見てるってことなのかな~。
まずは夢を忘れないようにしないと。。