空の夢は、自分の目標とする環境、場所、到達点などを表わしています。
あの職場で働いてみたい!あの舞台で活躍したい!
自分が努力して目指している場所や環境が、「空」という夢になって出てきます。
高く、遠く、美しく広がる青い空。
そこは、希望を叶え、自分を表現する場所です。
空でどんなことをしているか、夢に出てきた行動を見ることで、未来へのメッセージが読み取れます。
空の夢が表わす希望
空を飛ぶ夢
晴れた空を飛ぶ夢は、「自分が目標としていた環境で表現する」という意味です。
働きたい職場があって、そこでやりたい仕事があった場合。
空を飛ぶ夢を見ることは、その職場環境で、自分の感情を表現することです。
この仕事がしたい!このアイディアがいい!など、周りの人に対して、意思を伝えること。
希望する場所で、活躍することともいえるでしょう。
就職の面接を受けたり、入学試験を受けて合否の判定を待っているときに見る機会が多くあります。
もちろん、これは吉夢で、新天地で活躍できるというメッセージです。
さらに、誰と空を飛んでいたか、何かの乗り物に乗っていたか、ということも大切なポイントになります。
友人と一緒に飛んでいた場合は、目標をともにする仲間と、同じ環境で活躍すること。
乗り物に乗っていた場合は、活躍するスピードが速いことなので、仕事なら、出世が早くなることです。
転勤したり、転校したりする時に見る機会も多く、いずれの場合も良い方向に向かっていくというメッセージ。
そして、空を飛ぶ夢を見たときは、夢の中での気持ちにも注目すべきです。
大空を飛んで、清々しい気持ちだった
ドキドキして楽しい気分だった
など。
その感情は、現実の環境で再現されることが多いといいます。
- 清々しい気持ちは、やりたかった仕事をやり遂げて、達成することのメッセージ
- ドキドキして楽しい気分は、仕事での緊張感や楽しさを味わえることのメッセージ
空を飛ぶ夢は、自分の望む環境で活躍し、自分を表現することですから、心が成長していく兆しです。
空を眺める夢
晴れた空を眺め得ている夢は、目標としている環境が見え始めたことの表れです。
しかし、現実ではっきりと意識しているとはいいきれません。
夢は、無意識がとらえたものごとが映像になっている状態。
自分の意識で、目標の職場環境を見つけた!活躍できる舞台を見つけた!とわかっているわけではないのです。
自分が知らないところで、無意識がその場所を見つけ、夢で知らせている。
ですから、これからの生活で、やりたいと思うこと、環境が見つかっていくでしょう。
空を眺めるのは、目標を見ているだけなので、まだ行動に移してはいない状態。
しかし、その環境に行けば、自分が羽ばたくことができるとわかっています。
また、空を飛ぶことと同じく、誰と、どんな場所で眺めていたかも大切です。
一緒に眺めている人がいるときは、環境を共にする仲になるでしょう。
眺めている場所がきれいな草原だった場合。
そこは今いる環境なので、心地よく良い環境といえます。
そこから、さらなる高みを目指しているという意味です。
空の夢が表わす困難・空の天気
空から落ちる夢
空から落ちるのは、心地よいと感じている環境でトラブルに見舞われること。
また、その環境で得られる心の成長がストップしてしまうことです。
自分が目標としていた環境で様々な困難やトラブルがあり挫折しそうなとき、この夢を見るようになります。
目標を達成することができないと感じたとき、夢が
「心が折れかけているよ。」
と、メッセージを送っているのです。
しかし、これは前兆ですから、夢を見たあと行動を変えることで、現実での転落を避けることができるでしょう。
空から落ちる夢でも、すべては自分を良い方向へ進ませるためのメッセージです。
しっかりと意味を受けとめ、改善しましょう。
自分の気持ちを立て直すことができれば、再び空へ舞い上がる夢へと変わっていきます。
曇りのとき
目標とする環境で、様々な障害や壁があることの表れです。
夢と現実とのギャップを経験するという意味。
しかし、それらを乗り超えてほしいというメッセージになるので、自分が成長できるととらえましょう。
雨、雪、吹雪のとき
目標とする環境での困難を表わしています。
自分が目標とする環境には、様々なトラブルが待ち構えている兆し。
しかし、これも乗り越えるための困難ですから、自分が大きく成長できるととらえましょう。
空を飛ぶ夢を見たら、そのときの気持ちに注目してみよう!