しもやけの季節到来
かゆい、痛い
通販サイトを
「しもやけ」
をキーワードにして検索すると治療のためのクスリや、手袋、耳当てなどの対策グッズが数多くヒットします。たくさんの人が「しもやけ」に悩まされているのだなあ、と思う反面、いざ自分を思い返してみると、筆者はこれまで「しもやけ」にかかった経験がなかったりします。
もしかしたら、自覚がないだけで手足が赤く腫れたり、猛烈なかゆみに襲われたりしたことがあったのかもしれませんが、いや、でもそんな症状が現れたら、自覚しないわけにはいかないから、やっぱり筆者は「しもやけ」になったことは一度もないと言い切ってしまっても良いのではないかと思います。
しもやけは主に手や足に症状が現れます。赤く腫れて、強いかゆみが現れる、主に気温が下がる冬に多く見られるものです。会社や学校を休むほどの大きな病気ではないけれど、やはり不便は感じるだろうし、軽症とはいえ立派な「病気」なのです。毎年冬になると「しもやけ」に悩まされる人はたくさんいるようですね。
原因は「遺伝」?
「しもやけ」に悩まされる人も多いですが、筆者のように腫れやかゆみと無縁の人もいる、その差はどこから来るのでしょうか?
たとえば
「遺伝」
という説があります。
という考えです。
筆者についていえば、両親がしもやけに悩まされていた記憶がありません。それだけで「原因は遺伝だ」と言い切ることは、もちろんできませんが、親から「しもやけになりやすい体質を受け継ぐ」ということはありるかもしれません。
しもやけは「血行不良」がもとで起きる症状です。人間は血管の収縮で体温を調節しているそうですが、冬などの室内と外気との温度差が激しい季節になると、体温調節機能がうまく働かなくなって、腫れやかゆみ、痛みなどが起きるのです。
ということは、「遺伝による体質」というよりも手袋や耳当てなどの防寒対策や入浴時などに手足をよく温めるなどの「生活習慣」が大きくかかわってくるように思えます。
遺伝なの? 完治できるの?
「遺伝」もあり得なくはない
「血行不良」が引き金となって発症するしもやけですが、では血行不良は「遺伝」するものなのでしょうか?
結論からいうと、
のです。そのために「しもやけは遺伝する」という説が唱えられたのかもしれません。でも遺伝だから一生しもやけは治らないというわけではなさそうです。個人差はあると思われますが、根気よく予防を行えば、改善される可能性はあるのです。
「しもやけ」の予防策
「しもやけ」の予防策はさまざまですが、ここでは手軽にできる方法をご紹介しましょう。
意外にも
「五本指靴下」
が効果的なんだそうです。冷え防止はしもやけ予防に効果があります。靴下を履くことで足の指の冷えを予防することができますが、反面、暖めすぎると逆に蒸れてしまい、汗をかくことになりますよね。
五本指靴下であれば、蒸れることなく、冷えを防止できます。実際にしもやけが治ったという例もあるのだとか。
また、血管の拡張作用のある「ビタミンE」を摂ることも効果があるとされています。ビタミンEを多く含む食品としては、
- かぼちゃ
- ほうれん草
- サツマイモ
- アーモンド
などがあります。試してみてください。
まさか「しもやけ」になったことない人がいたとは・・・!もちろん生活習慣が大きくかかわってくるとは思うんだけど、遺伝も少なからず影響してそうだね。