鼻詰まりの思い出
集中力がない
筆者が社会人になって数か月たったころのことです。上司に、
と言われた思い出があります。
筆者は子供のころから、鼻の調子がよくありませんでした。しょっちゅう鼻がつまるのです。そのため、ズルズルと鼻をすするのがクセになっていました。そんな姿を見て上司は、
パイロットになれない云々の真偽のほどは定かではありませんが、言われてみれば筆者はおせじにも集中力が高いとはいえません。上司の言葉を聞いたときは「ああ、そういうことは確かににあるのかもしれないな」と納得したものです。
鼻づまりは「集中力」にとって「壁」になるか?
鼻がつまっている人イコール集中力が無い、と判断するのは少し短絡的な気がしますが、鼻の調子が悪い状態では、物事に集中できないのは容易に想像できますよね。
ある調査では鼻がつまった状態では、仕事や勉強に集中できないと回答した人が全体の70パーセント以上にも上ったということですから、鼻がすっきりと通っていたほうが、作業に没頭できるというのは疑問の余地はなさそうです。
鼻づまりはなぜ起きるのか
空気の通り道がふさがれる
鼻づまりとは、鼻の粘膜が炎症を起こしてしまい、空気(酸素)をうまく取り入れることができない状態をさします。鼻は主に呼吸のための器官です。でも酸素といっしょにウイルスなどの異物を取り込んでしまうこともあり、そのような異物が鼻の内部の粘膜を刺激して炎症を起こします。
あの悪名高い「花粉症」はその典型です。ちなみに「鼻みず」はそのような異物を体の外に排出するためのものです。
ストレスによっても起こり得る
またストレスが原因であるケースもあります。正確には「自律神経の乱れ」が「鼻づまり」を引き起こす場合もあるのです。自律神経が乱れると筋肉が緊張状態のままになってしまい、リラックスできなくなってしまいます。
この状態では鼻の粘膜や毛細血管が正常に機能しなくなり、必要ないのに鼻がつまってしまうのです。特に就寝時、本来なら体がリラックスしている状態でなければならないのに、常に緊張している、いわば「オン」状態のままなので、「鼻づまり」などの不眠を引き起こす原因を作ってしまうことにもなりかねません。
鼻づまりの対処方法は?
ペットボトルをわきに挟む
まず紹介したい「鼻づまり対処法」は
500ミリリットルのペットボトルをわきに挟む、
という方法です。これはあるテレビ番組で紹介された対処法だそうですが、一見すると「鼻づまり」とは無関係のように思えます。
実はわきの下には圧を感知するセンサーがあって、それを刺激することで鼻の血管を収縮させる効果が期待できるとのこと。つまっているほうの鼻の穴とは反対側のわきに挟むのがポイントです。
鼻を温める
温かいタオルなどで、鼻の頭を押さえて温めます。
場合によっては鼻水が出てきたりもしますが、しばらくすると鼻がスーッと通っていくのが実感できます。鼻づまり歴40年以上の筆者オススメの方法です。
鼻づまりしてるとなんにも集中できなくて「ぼーっ」としながらも(なんて時間を過ごしてるんだろう・・・)なんて考えたりしてね、とにかくつらいし嫌だ!ペットボトルをわきに挟むときはつまっている鼻の穴とは反対側だからね~。