「2014年の干支は午ですよ」では、「午」について書かせてもらいました。
干支について調べていると、「向かい干支」というワードが出てきてなんだろうと思いました。
きになりますよね。
なのでこの「向かい干支」について調べてきました。
向かい干支って、ご存知ですか?
干支の順番で輪とつくって、向かい合った干支・・・つまり向かい干支は「守り干支」といわれているんですよ。
具体的には、
十二支
- 子
- 丑
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
を円に並べたときに、自分の干支の向かい側にくる干支のことです。
たとえば、来年の干支の午の向かい干支は子だったり、戌の向かい干支は辰だったり。
数え方としては、自分の干支から6つ目(自分の干支を入れると7番目)にあたります。
みなさん知っているとおり、十二支には性質があるといわれていますが、向かい干支は自分の干支とは正反対の性質をもっているといわれています。
そのため、自分にはないパワーを与えてくれる「守り干支」と呼ばれているんです。
江戸時代から、向かい干支を大切にすると幸福が訪れるといわれていて、向かい干支は縁起の良いラッキーアイテムとされてきたんだそうです。
有名な作家の泉鏡花も、自分の向かい干支であるうさぎグッズのコレクターだったそうなんです。
昔は子供の着物の背中に向かい干支を入れる風習があって、七五三の着物に母親が刺繍を入れたりしました。
実は、今でも噺家さんや俳優は、着物の柄や小物に向かい干支を愛用しているんだとか。
たとえば、羽織の裏地に向かい干支を忍ばせてたり、根付けとして持っていたり、ほんとうに洒落ていますよね。
そんなこともあってか、人間同士の相性も同じように捉えられて、向かい干支の人は正反対の気質をもっているから相性がよく、深い縁(えにし)で結ばれるといわれるんです。
正反対だから相性が悪いととる考えもありますが、お互いに足りないものを補い支え合うという考え方のほうが、すてきですよね。
向かい干支カップルなんていうのも、案外多いのだそうですよ。
そういえば、十二支って、なんで「子」から始まるんでしょうね。
こんな言い伝えがあるんですよ♪
あるとき、神様が動物たちにお触れを出したんだそうです。
こんなお触れだったんですね。
動物たちは当然、張り切りました♪
ところが、猫は、うっかり話を聞き漏らしてしまっていました。そして、鼠に尋ねました。
すると鼠は、わざと1日遅れの日付を猫に教えてしまったんです。
猫は、それを素直に信じてしまったんですね。
そして、当日、夜明け前に一番で張り切って出発したのは牛(うし)でした。
牛は、自分が足が遅いのを充分知っていたからです。それを、なんと鼠がチェックしていたのです。
そして、すかさず、牛の背中に飛び乗っちゃったんですね!
結果…
要領よく、ずるがしこい鼠が1番をゲット!
真面目な牛は、2番、それから、つぎつぎと、寅、ウサギ、辰、蛇、午、羊、猿、鳥、イノシシが到着・・・。
猫は、1日遅れで、12のうちに入ることはできなかったんです。
なので、猫は鼠を目の敵にしているんですね~。
午年は、どんな年?
子年から始まる干支では、午年は折り返しの年です。
いわゆる転換期で、重要な年なんです。
良くも悪くも区切りとなりやすい年なので、慎重な対応が必要です。
午年は季節としては初夏をあらわしています。
草木の成長が一段落して、猛暑や秋の実りへ向けて力を蓄えるべき時期なんですよ。
こんな意味から、自分の将来への方向性を見定めるとか、何かを学んだり挑戦したりして、これからのために力を養っていくのに適した年なんだそうですよ。
焦らないで、地道に!も、大事なんですよ♪
来年の干支について見てきましたが、いかがでしたか?けっこう、楽しくはないですか?
なにげなく過ごしがちな年の瀬ですが、こうやって、来年に思いを馳せるのも、いいですよね。
みなさん、来年をすばらしい年にいたしましょう♪
なるほど、来年は折り返しの年なんやね。
今年もあと2週間を切ったなぁ~
そろそろ、新年を迎える準備せんといかんね。