やっぱり気になる口臭
意外と気づかれてしまっている?
臭い、というものはとてもやっかいです。自分ではなかなか気付きにくいという特徴がありますよね。特に口臭には気を付けたいものです。
口臭については、不思議に感じていることがありまして、
って、人に対してあまり言ったり、また言われたりしないと思いませんか?
家族や、とても親しい友人などは、アドバイスという意味合いでときどき言ってくれたりすることがありますけれども、それは特別なことであって、口臭に関しては、言ってはいけない、という暗黙のルールがあるような気がしてなりません。
あるいは、
という前提がある、ということなのかもしれません。
臭い、とくに口臭は防ぎようがなく、相手にすぐ気が付かれてしまいます。コーヒーを飲んだ直後は、普段あまり口臭がひどくない人でも、臭ってしまいがち。
まあ、コーヒーぐらいなら臭っても、ぎりぎり許容範囲かもしれませんが、ニンニクやたばこなどの臭いが息の中に混じっていると、やっぱり相手に対して失礼になるような気がします。
口臭の原因
たばこや、臭いのきつい食べ物が原因であるのなら、予防方法は比較的簡単です。ミント・タブレットはどこのコンビニでも置いてあるので、入手しやすいですし、洗口剤で口をゆすげば、ほぼ臭いは消えるでしょう。
実は臭いのきつい食べ物が原因である場合は、厳密にいうと口臭ではないそうです。口臭の原因は、はっきりしないという説があります。口の中で繁殖した雑菌が原因だとする考えが、いまのところ有力です。さらに、胃の不調が不快な臭いをもたらすケースも考えられます。
もっともシンプルな口臭予防とは
キーワードは「咀嚼(そしゃく)」
雑菌の繁殖が、口臭の主な原因と捉えた場合の、とてもシンプルで効果的な予防方法をご紹介しましょう。
それは「咀嚼(そしゃく)」、つまり
「よく噛むこと」
です。
口の中で繁殖した雑菌は唾液で退治させることができます。唾液はよく噛むことで多く分泌されるのです。食べ物をよく噛むことで、口の中に潤いを与え、雑菌を死滅させる、その結果口臭予防が期待できます。
この方法を実践するために、特別な道具は必要ありません。意識して、よく噛む、それだけです。現代人は噛む力が弱くなっているという指摘もありますよね。また、よく噛むことが脳の活性化につながるとする研究結果もあるのです。
目安としては「一口30回」。
一口食べたら、最低30回は咀嚼することを心がけましょう。
実は筆者も日頃から口臭が気になっていました。筆者の場合、口の中がすぐ乾いてしまい、これが原因ではないかと思っていましたので、さっそく「一口30回」を実践してみました。
残念ながら即効性は期待できません。ただし大きな変化は実感できました。
以前ほど「口の中が乾かなくなった」のです。もともとあまり咀嚼せずに食事をする傾向が強かったのですが、よく噛むことを意識するようになってから、少しづつではありますが、改善されているような気がします。
また口臭予防という視点からは、ズレてしまいますが、これまでの食事量の3分の2程度で満腹感が得られるようになったのです。「プチダイエット効果」も期待できるかもしれないですね。
積極的な口臭予防を
繰り返しますが、口臭に関しては、周囲の人たちはなかなか指摘してくれません。その理由はともかくも、やはりエチケットとして口臭のチェックと予防は欠かせません。今回ご紹介した予防方法は、一例にすぎません。
原因によっても対処法は変わってきますので、気になる方は医師に相談してみるのも一つの方法ではないかと思います。
口が乾くと口臭ひどいことになるよね~。よく噛むことで乾きがなくなるなら効果は絶大な気が!