wktkの読み方と使い方
WKTKとは……
WKTKとは、
Wave “Koast to Koast”
の略であり、アメリカのフロリダを拠点にするラジオ局のことである。
Koast to Koastというのは、非常に広い範囲をカバーしているラジオ局であることを指しており、実際、大西洋からメキシコ湾岸に到る広い範囲が聴取可能範囲である。
キャッチコピーは……と、冗談はこれくらいにしておきましょう。(WKTKというラジオ局は本当にあって、ここに書いたことは本当です)
大文字と小文字を間違えないように!
wktkとは
「ワクワクテカテカ」
の略語で、2chが発祥です。ログが流れるのが速いスレッドで、可能な限り少ないキータッチ数で「期待」を2chらしく表現するために、編み出されたネットスラングです。
ログが流れるのが速いと言っても、最近のネットサーフィン(死後)は、まとめサイトを見るばかりで、2chを直接見ることは少なくなっているから、なんのことかよくわからない人もいることでしょう。
ツイッター世代にイメージできるように言うと、とても人気のあるハッシュタグのタイムラインだと思ってください。自分がなにか言ったとしてもあっという間に見えなくなりますよね。ああいう感じです。
そういう状況の時のために生まれたので、
小文字で「wktk」
と書きます。ちなみに、大文字のアルファベットの羅列は、最初に冗談で書いたみたいに何かのWHOみたいな略語のニュアンスで使われることが多いです。
だから、wktkは必ず小文字で書くようにしましょう。まあ、大文字で書いてもニュアンスは伝わると思いますが、ちょっとダサイです。
テカテカって?
ここで一つ疑問を持つ人も多いことでしょう。ワクワクはわかるけど、テカテカとはどういう意味なのでしょう?
端的にいえば、
深い意味はありません。以上!
という投げやりな説明はやめておきますが、本当に深い意味はありません。無理やり説明するならば、肌がテカテカするといったツヤを表す擬態語の「テカテカ」です。なぜ期待感を表す言葉なのに、ツヤを表す擬態語のテカテカが出てくるのかは、ナゾですが、発祥ははっきりしています。
2chのアスキーアートから派生
これも最近インターネットを始めた人にはわからないかもしれませんが、2chにはモナーという猫のようなキャラクターがいます。そのモナーをアスキーアートは様々なバリエーションがありましたが、その中に、期待感を表すアスキーアートがありました。それは以下のようなものです。
∧_∧
( ・∀・) ワクワク
( ∪ ∪
と__)__)
これを原型としながら、非常にワクワクが高まったということを表現するために、下記のようなアスキーアートが生まれました。
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワク
(0゚ つと) +テカテカ
と__)__) +
ああ!モナーがテカテカと光り始めました!そう!これが!!ワクテカの発祥なのだ!!!!!ブン、カ、カカカカ、ドツ、ブツ、ブッ(これはオウテカ。わかりにくいか。)
と、テンションの高まりを表現したアスキーアートがあったわけですが、そのうちアスキーアートを打つのがめんどくさい人々が、
「ワクテカ」
とだけ書き込みはじめ、非常にログが流れるのが早い「祭り状態」の時には、四回のタイプのみで済むwktkが誕生したのです。
2chの祭りから生まれた言葉はいろいろある
kwsk、ktkr、gdgd
今回紹介したwktkのように、非常に速い流れのときに、何かを表現するために生まれた言葉はさまざまにあります。
例えば、kwsk、ktkr、gdgdといったものがあります。
- kwskはkuwashiku、つまり「詳しく教えてください」という意味です。
- ktkrは「kitakore」の省略形で、翻訳するのは難しいのですが、笑える状況やオチが展開されたときに「この流れをまっていた」というニュアンスで使われているようです。
- gdgdは「gudaguda」、つまり「ぐだぐだ」の略で、「流れがぐだぐだ」というような意味で使われています。
日本語の省略形でパパッと感情表現しよう
今回紹介した表現を覚えておけば、LINEやメッセンジャーアプリなどで、素早い反応が求められるときに使えます。ただし、2ch発祥の言葉を嫌う人たちもいますので、そこは空気を読んで今回の表現をつかいましょう。
もうすぐ新しいソファが家に届くんだよね。wktk