どんな食材にも合うメープルシロップ
アメリカで売られているメープル・ベーコン
アメリカではベーコンのメープルシロップフレーバーが売られています。
ウォルマートはアメリカでもっとも店舗数が多いスーパーマーケットです。そこのウェブサイトにも、ちゃんとメープル・ベーコンが掲載されていて、レビューも「おいしい!」と好評です。
メープルシロップはほとんどの料理に合う
甘いシロップ、しかも、ホットケーキやパンケーキにかけて食べるもの、という先入観のためか、メープルシロップとベーコンの組み合わせは予想外でした。その他の料理にも合うそうで、レシピサイトを見てみると、和食を初めとしてたくさんのメニューがありました。
本当にどんな食材にも合うのか
ちょっと意外な組み合わせで実験してみました。
あんことメープルシロップは合うのか
筆者は水ようかんが好きで、よく作ります。粉寒天と、袋に入ったこしあんを使えば混ぜるだけです。それだけでは甘味が足りないので、大さじ一杯の砂糖を加えます。これをメープルシロップにしてみました。
材料
- 粉寒天 2g
- こしあん 200g
- 水 200ml
- メープルシロップ 大さじ1
甘いのがお好みのかたは、メープルシロップは「大さじ2杯」でもいいと思います。
作り方
- 鍋に水を入れて沸かす
- 粉寒天を入れてよく混ぜる
- 沸騰したらこしあんを入れて溶かす
- メープルシロップ大さじ1か2を入れる。
- 型に入れて冷ます
寒天は冷やさなくても固まるので、「粗熱を取ってから」冷蔵庫に入れましょう。また、冷ましている間にこしあんが沈んでしまうので、ときどきスプーンでかき混ぜましょう。
食べてみると、とてもおいしいです!砂糖と比べると、甘さだけではなく味に深さが出て、こしあんの甘さの中にほのかにキャラメルのような風味が残ります。
- 完成!
オレンジジュースとメープルシロップは合うのか
メープルシロップを使ったナチュラルスポーツドリンクというレシピを見つけました。こちらも混ぜるだけで簡単です。
材料
- 水 850ml
- オレンジジュース 60ml
- メープルシロップ 60ml
- ライムジュース 大さじ2(写真はレモンジュースで代用)
- 塩 小さじ1/5
この量だと多すぎるので、「一人用の分量」を計算し直して作りました。大きめのグラスに1杯分です。
- 水 220ml
- オレンジジュース 15ml
- メープルシロップ 15ml
- ライムジュース 大さじ半分(レモンジュースで代用)
- 塩 小さじ数粒
15mlは計量スプーン大の1杯分です。
まず最初にオレンジジュースとメープルシロップを混ぜました。
メープルシロップは粘りがあるので、冷たいオレンジジュースに溶けるか心配でしたが、マドラーで混ぜると、すぐに溶けました。ライムジュースはお値段が高いので、代わりに「レモンジュース」を足しました。
さらにお塩を数粒足して、シロップの出来上がりです。炭酸水があったので、それで割って、氷を入れて試飲です。
こちらもおいしかったです!オレンジの酸味とメープルシロップの甘さがよくなじみました。とてもさっぱりしていて、ゴクゴク飲んでしまいました。
なぜメープルシロップを入れるとおいしくなるのか
メープルシロップには「240種類以上のフレーバー(風味)」と「アロマ(香り)」が含まれています。そのため、塩味、酸味、辛み、苦味と、ありとあらゆる味と相性が良いのです。
和食に使われる酢、醤油(しょうゆ)、味噌(みそ)との相性もとても良いです。砂糖やみりんの代わりに、煮物、味噌漬けに、ぜひメープルシロップを使ってみてください!
メープルシロップは万能調味料だったのかー!これは常備しておきたいね。