一人暮らしだと困ってしまうのが、余った野菜の後始末。
特に大根は、秋冬には1本100円前後で、たっぷりと購入できますが、冷蔵庫の中を占領してしまう困ったちゃんです。秋に美味しいサンマに合わせる大根おろしのために、ちょこっと買ったつもりだったのに……なんて人も多いはず。
そこで今回は、大根を大量にまとめて調理できて、しかも1週間も保存できる料理を紹介します。
大根でつくる簡単ピクルス
3ステップで簡単大量消費
いきなり調理法を紹介します。
- スティック上に大根を切り、塩を降って5分おく。
- 米酢に、好みの濃さで砂糖を入れて、甘酢をつくる。
- ビンに甘酢を入れて、その中に大根を入れる。
たったこれだけです。
「え、ピクルスってそんなもん?」
と思われたかもしれません。そうです。ピクルスなんて要は酢漬けなのです。しかし、大根の香りは、たったこれだけの作業を経ることによって、進化してさらに美味しくなります。
もっと美味しくするための一工夫
いくら簡単とはいえ、毎回同じ味では飽きてしまいます。そこで、いくつか加えると良い調味料を紹介します。
1つ目がローリエ。
いわゆる月桂樹です。いまだと、100均でも売っていますので、手軽に手に入れられます。これを入れることによって、洋食にマッチするエレガントな風味に変わります。
2つ目がショウガ。
ショウガを入れることによって、スパイシーな味付けにしあがります。なおかつ保存性も向上します。そして、ショウガを入れておくと、自家製ガリができあがるので一石三鳥のお得な食材です。
3つ目がゴマ油。
ゴマ油を数滴入れるだけで、あっという間に中華風の味付けに変わります。洋風の味付けに飽きてきたら試してみてください。
簡単ピクルスのおすすめな食べ方
忙しい朝の健康朝食
その日の体調を左右する朝食は量よりも質が大切です。そこで、大根の簡単ピクルスがおすすめです。ビンから出して食べるだけなので、忙しい朝でもしっかりと食べられます。
なにより、酢のクエン酸が疲労回復を助けてくれますし、さっぱりとした味わいが目をさましてくれます。そして大根には豊富なビタミンCが含まれていますので、ストレスの多い仕事をこなす前の栄養補給にはもってこいでしょう。
サラダのドレッシング
市販のドレッシングは意外と高いものです。そこで、大根の簡単ピクルスをドレッシング代わりにつかってみましょう。方法は簡単、汁ごと大根の簡単ピクルスを、サラダの上にのせるだけです。
大根はふくよかな香りをもっていますので、その汁だけでも十分ドレッシングに成り得るのです。ただ、好みによって、オリーブ油などを加えてみるのもよいでしょう。
お酒のおつまみ
お酒のおつまみにポテチなどを食べる代わりに、健康的な大根のピクルスを試すのはいかがでしょう。大根にはジアスターゼという胃腸の働きを促進する栄養素が含まれています。そのため、お酒による胃腸の不具合を緩和することができるのです。
お酒のおつまみにするときには、どうしても塩味がほしくなると思うので、そんな時は、シラスをふりかけたり、かつおぶしと醤油をかけたりすると良いでしょう。特に、日本酒とマッチするのが大根の簡単ピクルスの特徴です。
今回は秋冬の旬野菜である大根をピックアップして、簡単ピクルスの作り方を紹介しましたが、キュウリやニンジン、セロリなど様々な野菜に応用可能です。様々な野菜をミックスして作ったピクルスも、旨味がハーモニーを醸すので、味わい深いですよ。
大根食べたいな〜って思っても、でも大きすぎるんだよな〜って諦めちゃうことが多かったまさケロンにぴったりだねコレは。