皆さんは、風邪の症状が長引いたり、急に花粉症になったりしたことはありませんか?
もしかすると、鼻の中にとんでもないものがあるかもしれません。
そのあるものとは、
鼻ポリープ
別名:鼻茸(はなたけ)
鼻ポリープとは?
簡単に言うと蓄膿症(ちくのうしょう)に分類される病気です。
しかし、一般的な蓄膿症は鼻に膿(うみ)がたまりますが、今回紹介する病気は鼻ポリープというものが膿の代わりに鼻に出来ます。
大きいものだと
直径5cm
にもなるそうです。
この鼻ポリープとは、鼻の奥の副鼻腔(ふくびこう)というところに細菌やウイルスが入り込み炎症を起こし、鼻の中にある粘膜がキノコ状に白い水ぶくれになったものです。
ぶどう状のかたまりを作ったりもするそうです。
この鼻ポリープの患者数は日本で
100万人
にものぼると、NHKの『ためしてガッテン』という番組の中で知りました。大体約100人に一人がこの病気にかかっているという計算になります。
鼻ポリープが原因で・・・
鼻ポリープが原因でこんなことが起こります。
- ときどき酷い頭痛がする
- 長期間風邪のような症状がでる
- 鼻の形を変形させてしまう
- 鼻ポリープが鼻から出てくる
最後の二つ嫌ですね・・・
鼻炎だからといって軽視してしまうと鼻が変形してしまうかもしれませんよ。あと、ブヨブヨした鼻ポリープが鼻から出てくるって、考えただけで寒気がしますね。
鼻ポリープがあるか簡単に見抜こう!!
鼻ポリープがあるか見抜く方法はいくつかあります。例えばいびきがうるさいとかです。
でも、いびきがうるさい人って結構いますよね。特に男の人とかうるさいひと多いですよね。
しかし、鼻ポリープを簡単に見抜く方法があります。その方法とは・・・
鼻ポリープを簡単に見抜く方法
それは、醤油の匂いを嗅ぐ事です!!
なぜかというと、鼻ポリープが大きくなるにつれ、鼻にある嗅覚器官にかぶさってしまいます。すると、嗅覚が弱まり匂いをあまり感じることができなくなるのです。それを確かめるために醤油の匂いを嗅ぐのです。
しかし、古い醤油だと匂いが弱まっているので古くない醤油で試してみてください。
もし匂いをあまり感じることが出来なかったら、その醤油が古いか、もしくは鼻ポリープがある恐れがあります。
醤油が古くなければちゃんと病院に行きましょう。
鼻ポリープ治療
鼻ポリープは、早期発見であれば薬で治すことができるそうです。
基本的には摘出手術を行います。
昔の摘出手術では、歯茎の境目を切り開き金づちとのみで副鼻腔に穴をあけそこから鼻ポリープを取り出すという方法でした。
痛々しいですね。
しかし近年では、医療技術が発達したため鼻腔内視鏡での摘出手術が主流となってきています。軽い症状であれば日帰りで手術を行うができる病院もあるそうです。
鼻ポリープの意外な原因
鼻ポリープの原因は鼻から入ったウイルスや細菌だけが原因ではありません。とっても意外原因で鼻ポリープが出来る可能性があります。
その原因とは・・・
虫歯菌
です。
厳密に言うと口の中のウイルスが原因で鼻ポリープが出来てしまう恐れがあります。
それはなぜか・・・?
口のすぐ上に副鼻腔(ふくびこう)があります。
その副鼻腔と口の間にある骨の薄さは数ミリなのです。
なので、この骨を突き破って歯が副鼻腔内に入りそこから虫歯菌などが入り込んでしまいます。
これが原因で鼻ポリープが出来てしまうこともあります。
この原因だと耳鼻科と歯科がある大きい病院へ診察を受けに行かなくてはなりません。
鼻ポリープを予防するには?
鼻ポリープの予防策として大切なのが鼻風邪や花粉症を軽視しないということです。
この病気は自分では見えない場所に発生するので自分では簡単に直せません。なので、鼻風邪や花粉症の症状が長く続いたり繰り返すのであればすぐに病院で適切な治療を受けてください。
これが原因で鼻ポリープが出来る確率が高くなります。
日頃から十分に注意をはらい、おかしいなと思ったらすぐに病院に行ってください。
鼻の中にポリープやて!
こんなんできてたらかなわんわ
今から醤油の匂い嗅いでチェックしよかな