4年に一度といえば、オリンピックですね。
他にも、4年に一度といえば思い浮かぶことはありませんか?
そうです、閏年(うるうどし)です。
うるう年の2月29日生まれの人は、4年に一度しか誕生日がこないですね・・・
皆さんはうるう年って何かご存じですか?
簡単に言うと、閏がある年です!
そのまんまですね。
安心してください、これから詳しく説明します。
うるう年とは?
うるう年とは、平年(うるう年ではない年)よりも暦日が1つ多い年の事です。
多分みなさんご存知だったと思います。
ですが、なぜうるう年があるかご存じですか?
その理由は、暦と太陽の運動とのズレを補修するためにあるのです。
うるう年は大昔からある
うるう年は、太陽暦にも使われています。
他にも、いくつかの暦に使われているのです。
ユリウス暦
ユリウス暦は、紀元前46年の古代ローマで採用されていました。
この暦では、1年の平均が365.25日になるので、約128年に1日の割合で暦と季節がずれることになります。
ですが、うるう年を作らないの場合に比べれば、大きな進歩だそうです。
なぜ、2月の日数を1日増やすのかきになりますよね。
それは、古ローマ暦では後の3月が年始で後の2月が年末だったからです。
なので、2月の日数を1日増やしました。
グレゴリオ暦
1582年にローマ教皇グレゴリウス13世によって制定された暦です。
ちなみにグレゴリオ暦は、実際の観測によって求められた平均太陽年(365.242,189,572日)に比べて
26.821秒長い
みたいです。
ちょっとしたズレに思えますが、現在2013年が終わりました。
単純計算すると・・・
14時間
ほどのズレが生じていることになります。
14時間もあれば、寝て起きて色々できちゃいますね。
でも、そこまで長生きする人はいないと思うので大丈夫です。
オリンピックがうるう年に開催される理由
ちなみに、うるう年には
夏季オリンピック
が開催されます。
なぜ、うるう年にオリンピックが開催されるかと言うと・・・
うるう年は、4で割ることが出来る年にあります。
そして、ギリシャのアテネで行われた第一回オリンピックの開催年は
1896年
4で割ることができますね。
そして、4年に1度のペースで開催されるのです。
つまり、第一回目のオリンピックの年がうるう年だったので、必然的にオリンピック開催年とうるう年は重なるのです。
うるう年とオリンピックが重なるのはこんな理由やったんやね。
ひとつ賢くなったわ!
ちなみに、古代エジプトにはうるう年は無いねんでぇ~